健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

集中力を高めるのに大切な2つの意識

集中力は生命力

 いろいろな物事を成し遂げるのには、集中力がとても大切です。物事に集中できているかは、その結果に大きな差となって表れてきます。一流のスポーツ選手は、みんなすごい集中力を持っています。そしてこの集中力は人間のみならず、あらゆる成分に備わっているもので、いわば生命力の一部であるとも言えます。

 

ビジネスの世界においても、受験においても、『集中力』は大事だということは良く言われますが、なかには「自分は集中力がないからダメなんだ」、「どうやったら集中力はつくのだろうか」というような悩みを持っている人も、少なくはないでしょう。

 

ただ、集中力は前にも述べたように、あらゆる生物に備わっているいわば生命力なので、集中力がないという人はいません。もともとある集中力を引き出せるかどうかの違いだけなのです。

 

集中力に大切な2つの意識

 人間が集中力を発揮するのに大切な2つの意識があります。それは、顕在意識と潜在意識です。


顕在意識は、人が行動を起こすときにああしよう、こうしようといったような意志や思考であり、これが私であると認識している意識です。一方、潜在意識は、記憶や免疫や身体運動など実際の活動の基礎となる部分で、実際に自分を動かしている意識ですが、通常は意識されることはなく無意識に動いています。

 

例えば、公園へ行こうと考える司令塔のような働きをするのが顕在意識であり、公園へ足を動かすという実働部隊に相当するのが潜在意識です。

 

この顕在意識と潜在意識が協調したときにはじめて、集中力が発揮できるのです。
よし!やろう!と思っても、具合が悪かったり、心のどこかでこれをやってもという思いがどこかしらにあると集中できません。逆に、健康でやらなくちゃと思っていても、やろう!という意志がないと行動を起こせません。

 

これは、顕在意識と潜在意識が協調していない状態で、能力面でも健康面でも十分な力が発揮できなくなってしまいます。

 

嫌々ながら仕事や勉強を続けている状態も、顕在意識ではやらなくちゃと思っていても、潜在意識は勉強する、仕事をするという方向に足を向かわせたくないベクトルがあるので、ストレスから胃潰瘍になったり、出社拒否になったりします。

 

頭の働きを良くして、勉強をしっかりできたり、仕事で成果をあげられるようになるかの分岐点は、この顕在意識と潜在意識をうまく協調させられるかどうかにかかっています。

 

そのためには、周りに「私は○○します」と宣言し、本気で取り込むことで、潜在意識を動かすのが良いでしょう。