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暑い夏、発汗による脱水対策に経口補水液OS-1

夏休みに入り、熱中症が心配な季節の対策

 

気温が30℃をゆうに超える日が続くようになり、35℃なんて表示も珍しくなくなってくることになると、熱中症が大きな問題となってきます。

熱中症には、経口補水液等がその対策として販売されていますが、これらの使用についてはいくつかの留意点があります。
これらの熱中症対策の経口補水液の表示については、『「熱中症対策」表示ガイドラインというものが出されています。

 http://www.j-sda.or.jp/images_j/pdf/mhlwjimu20120517.pdf

 

熱中症予防というように、予防として飲ませる使い方はダメ
熱中症対策というように、治療でもケアでもな言い方にして広告のみ、製品表示はダメ
*ここが一番注意が必要なのだが、「熱中対策」はダメ。「熱中」自体は直接の症状じゃないにしろ、それを暗示しているからということになります。

ここが面白い点ですが、医薬品でもないので「熱中症」というと「疾病」の予防や治療になるのでダメというのはわかりますが、「熱中」だけでも紛らわしいのでアウトにすると言っています。


思わず熱中しちゃうぐらいの美味しさというようにとれば、熱中症とは全くの無縁であり、果たしてどのぐらい「熱中」から「熱中症」をイメージする人がいるのかは、人の主観によるところが多いのでわからないのではないかと思います。

この変は、メーカー側の工夫のしどころであり、それを疑わしきは罰するみたいなことをやっていたのでは、メーカーの工夫する余地がなくなってしまい、世の中が面白くなくなってしまうのではないだろうか。


とはいえ、熱中症では死亡例も出ていることから、例えば「熱中」と書いてあったドリンクで「熱中症」に良いと思っていたが、ナトリウムやカリウムについては補給できないといったケースがでてきたりして、そうなると消費者の健康被害にもつながりかねないということになるのでしょう。

熱中症対策グッズのOS-1(経口補水液

熱中症対策グッズとして、経口補水液であるOS-1(オーエスワンがあります。この商品は、消費者庁許可の個別評価型の病者用食品となっています。
個別評価型病者用食品とは、特別用途食品の中でも特定の疾病のための食事療法上の期待できる効果の根拠が、医学的又は栄養学的に明らかにされているものとして消費者庁が表示を許可している食品です。
最近話題になっている、機能性表示食品とは違います。

OS-1は、水分の他に、ナトリウム、ブドウ糖カリウム等がしっかり補給できるような内容になっています。
それじゃ、熱中症によいから、その旨の記載があるのではということですが、OS-1(オーエスワン)の表示をみると、「熱中症」という言葉は一言もでてきていません。

OS-1については、電解質と糖質の配合バランスを考慮した経口補水液で、軽度から中等度の脱水状態の方の水又は電解質の補給・維持に適した病者用食品ということになっていて、感冒や感染性腸炎による脱水状態、高齢者の経口摂取不足、過度の発汗による脱水状態に適しています。