健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

文化の日ということで、歴史認識問題について考えてみた


最近、よく言われているのが歴史認識という言葉。読んで字のごとく、歴史に関する認識ということであるが、時としてある歴史上の事象についてお互いの認識が一致しないことからいろいろな問題が生じてきて、これが歴史認識問題となっています。

日本は特に、中国や韓国などの近隣諸国との間で、靖国神社参拝問題や、従軍慰安婦問題などの問題を抱えている。

戦争した人たちは既に死んでいるのに、いつまで歴史認識問題は続くのだろうか

安倍首相は、子や孫の代、後世にまで戦争の負の遺産を背をわせてはならないという考え方であるが、全くもって大賛成である。
戦後70年、ということは、日本の人も、中国の人も韓国の人も、人口のほとんどを占める70歳未満の人は戦争を知らないのである。

関係ないじゃん!

超理論的に考えれば、そうなるはずである。

つまり、直接的な危害を被ったわけでもないし、感情論に走らず、理性的に考えれば、そんな爺さん婆さんの世代のことでもめてないで、たださえ、世界的な不況、テロ問題、地球温暖化など、いろいろ協力していかなければいけない時で、建設的に物事を考えていくことが、お互いの利益につながるはずである。

 

未来をどうするか、それを考えるのが理知的な人のすることであろう。

レトロスペクティブではなく、プロスペクティブであれ! この一言!

 

しかも、70歳代の人たちも、戦時中に生まれたというだけであって、戦争中は何も知らない子供たち。特に戦闘に参加して人々を苦しめたわけでもない。

確かに日本は、以前欧州列強の帝国主義をお手本として日本の植民地支配を行い、その根本は暴力や人種差別主義を伴うものだったことは紛れもない事実である。

しかし、このようにひどいことをした人たちは、既に90歳、100歳を超え、とうに死んでしまっている。この世からいなくなっているのである。今、社会で活躍している人たちは全く関係ない話である。

今の日本の若者からしてみれば、歴史認識と言ったって、俺たちが韓国人や中国人を直接傷つけたわけでもないし、そもそも産まれてもいないし。。。俺たちの爺さんやさらにその上の世代の人たちがやったことという感覚をもっても仕方ないであろう。

逆に中国人や韓国人からしてみれば、たしかにひどいことをされたという話をお婆さんから聞いたことはあるし、反日教育と相まって、日本憎しと思う気持ちもあるであろう。ところが、冷静に考えたとき、確かに日本では中国人や韓国人を差別する一部の人たちもいるが、日本人が中国人や韓国人に直接危害を加えるということは、あまりないはずである。

原爆投下され、今でも国土を米軍に占領され、それでも温和な日本人も異常

 

ひどいことをされたといえば、日本人のほうがアメリカから原爆を落とされ、大量殺戮をされ、今もその後遺症で悩んでいる人もいるのに、米軍基地のように国土を占領され、それでも欧州や豪州のどの同盟国よりも忠実なアメリカのポチになっている。

本当に日本人は忘れっぽいのか、寛大なのか、何も考えていないのか、いやいやかなりのお人よしである。
もっとも、戦後日本が高度経済成長でき、豊かになれたのは、アメリカと朝鮮戦争の特需がなければ語れないのだが。。。

きちんとやることやってるのに、いろいろ言われる外交下手な日本

 

とにかく日本は、戦勝国によって行われた極東国際軍会議で多数の政治家・官僚・軍人が処刑あるいは刑に服し、戦後賠償も当事国間での条約・協約等で国際法上の責務を既に履行している。統治した国に対しても談話等の形で謝罪の文言も述べている。

しかも満州朝鮮半島には、工場や鉄道や港をはじめ多くのインフラと技術を残してきていて、それだけでも中国や韓国は随分得をしているはずである。それにきちんと決められたルールにより多額の賠償金を払ってきている。

それでもなお、今だに難癖をつけて、たかってくる。そんなに金が欲しいのか? と言いたくなる。
何かことあれば、歴史認識問題をとりあげて、政府に対する国民の怒りの目を日本に向けさせそらしている。

そもそも、もう戦後70年たって、実際に戦った人たちは既にそのほとんどがこの世からいなくなっているのに、今だに過去の戦争について、補償どうこういうのは筋違いと思うのである。

もし、不満があるなら、戦後すぐに主張すべきで、なぜここにきて、戦後70年もたって大騒ぎをしているのだろうか。
大騒ぎしている人たちは、ほとんどが戦争を知らない人たち。

戦争の「せ」の字も知らない世代が、ブーブーいうのはお門違い

 

戦争をしたことない人たち、戦争を知らない人たちが、自分達の前の世代の戦後歴史問題でブーブー言っているのは、非常におかしい。

だって、確かにあなたたちのお婆さんやお爺さんは被害を受けたかもしれんけど、あんた、なんか被害でも被った???


強いていえば、日本が戦争したせいで、戦時中、親が栄養失調になり、そのため自分は体質的に弱い人間として生まれてきてしまって、今も苦しんでいるんだ。どうしてくれる? 

という人がいるならまだ話しはわかるが、自分の爺さん婆さんの話で、70年以上たってとやかく言っているのもおかしな話である。

大統領や首相も知らないようなことで、今だにぐずぐず女々しく言っているのは、どうなんだろうか? 単なる金のための言いがかり、たかりにしか思えないのだが。そもそも、こんなことやってて誰トクなの?

お互い、建設的になろうよ。
日中韓三カ国首脳会議で、安倍総理「日本は過去を教訓とし、自由で法の支配を尊び、人権を守る平和国家としての歩みを進めてきた」としているし、戦争を知らない世代の世の中なんだから、それでいいじゃないのだろうか。

100年、200年、300年、何百年も前のことでとやかく言っているのもおかしな話である。

結論 : 世の中に政治家ほど頭が悪い人種はいない

 

一般人、一般の国民どうしなら、『私たちの爺さんたちがひどいことたみたいで、あの時はごめんね』、『もうお婆さんの世代のことだし、まぁ、あれはもう過去のことだから』、『これからは協力しあって、お互いに幸せになっていこう』ということになるのだが、政治家となると、プライドとか、メンツとか、そういういろいろなものが邪魔をするらしい。