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川相昌弘氏はなぜ、ヘッドコーチから3軍監督になってしまったのか

 

巨人は来季から高橋由伸監督となるわけですが、ヘッドコーチには、村田真一氏、投手コーチは尾花高夫氏と豊田清氏、打撃コーチは、内田順三氏と江藤智氏、内野守備走塁コーチには井端弘和氏、外野守備走塁コーチには大西崇之氏、バッテリーコーチは村田善則氏、トレーニングコーチに伊藤博氏とジョン・ターニー氏、2軍監督に斎藤雅樹氏、3軍監督川相昌弘となっています。

巨人の人事、冷や飯を食わされた川相昌弘前ヘッドコーチ

 

2軍コーチから1軍コーチに昇格があったり、この逆で1軍コーチから2軍コーチへの降格というのはあるが、目立った人事は、川相昌弘である。


来季は3軍監督となるのであるが、今までの川相昌弘氏の実績を考えると1軍ヘッドコーチから3軍監督とは、明らかな降格人事といえるでしょう。


1軍と2軍のコーチが入れ替わるのは、順繰りというケースもあるので、必ずしも降格とはいえないと思いますが、監督の次に偉いヘッドコーチからいきなりの3軍監督は、誰が見ても降格人事。

表向きは、若手育成のためということになっているが、そうではないだろう。

川相昌弘氏は、2013年からヘッドコーチを務めて、2015年のシーズンは原監督に代わって采配を振るったこともある。それなりの成績も実績も残していて、高橋由伸監督の懐刀としてヘッドコーチ適任と思われていました。そればかりか新監督候補にもあげられていたほどです。

なぜ川相昌弘前ヘッドコーチは3軍監督に降格になったのか

 

実績からいっても、高橋由伸監督の右腕として期待されていた川相昌弘氏であるが、ふたを開けてみると3軍監督。ヘッドコーチからの異例の降格人事であるが、これは、原辰徳前監督との確執が原因だと言われています。

川相昌弘氏は、毎日のようにオーダーを入れ替えていた原辰徳前監督に対して、「我慢して使い続けるべきだ」と進言し続けていたらしいが、これがいけなかったようだ。
川相昌弘氏は、ヘッドコーチでありながら、8月下旬からサードコーチに立たされるようになった。ヘッドコーチといえば、通常は監督の隣に座る、いわば参謀のようなものであるが、サードコーチに立たされるとは、これはもっぱら原辰徳前監督がベンチに置いておきたくなかったと言われていて、周りの話によると2人は口も聞いていなかったといいます。

原辰徳は、やめるんだから関係ないんじゃないの?と思うかもしれないが、実は2016年からは特別顧問として、高橋由伸が慣れるまでお目付け役となる。そんな中、発言力がある原辰徳氏が、川相昌弘氏をはずしなさい!と言われれば外さざろうえなかったのであろう。

他に今後の予定もない川相昌弘氏には、3軍監督を引き受けるしかなかったのであろう。

上司に逆らえば、待っているのは左遷

 

 

よくサラリーマンの世界でも、上司に物申す!というようなことをやると、煙たがられ、挙句の果てには飛ばされたり、閑職に追いやられたりしてしまうことがよくある。

どんなに実力があっても、能力があっても、嫌われたら終わりということになる。
上司に目をつけられると左遷はま逃れないというのは、サラリーマンだけでなくプロ野球の世界でも同じなのであろう。

川相昌弘氏の3軍監督は、まさに上司に逆らった部下の左遷というバックグラウンドがあるように思えてしまう。

もっとも、巨人の監督が原辰徳氏でなければ、巨人は優勝していたのではないかと思っている巨人ファンも少ないないはずです。

ソフトバンクには勝てなかったかもしれないが、セリーグ優勝はできたような気がするのです。

もっとも、耳が痛いことを言ってきてウザいなんていう理由で左遷させる上司は、それまでの器。分をわきまえなかった川相昌弘氏が悪いといえば、そうとも言えるのだが。


自分の耳の痛いことを言ってくれたり、忠告してくれる人ほど大切に厚遇するくらい器の大きい人間でないと、人の上に立つべきではないのであろうが、なかなか難しいことです。