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2015年は、ボジョレーヌーボーの当たり年 いよいよ解禁日(11月19日)

ボジョレーヌーボーの解禁日

 

さて、本日11月19日は、ボジョレーヌーボーの解禁日です。
この日付は世界共通です。

 

 

欧米より早く、ボジョレーヌーボーを楽しめる日本

 

ということは、世界の主要国の中では、一番早く11月19日0時をむかえるのは日本です。日本では欧米の人たちよりも早く、ボジョレー ヌーボーの解禁日を迎えることができるのです。

ワイン通ではなく、「俺はワインなんかに興味なんてないよ」と言っている方も、ボジョレーヌーボーという名前は聞いたことがあるでしょう。

ボジョレーヌーボーというワインとは

 

ボジョレーヌーボー」は、フランスのボジョレー地方で生産されたワインで、特殊な製法により短時間で飲み頃になるように作られたワインです。

通常のワインは発酵させて飲み頃になるまでに1年から5年熟成させます。ところがこのボジョレーヌーボーというやつは、その年のブドウの出来栄えを判断するために作られたワインであり、いわば試作品的役割を果たすものです。

つまりその年その年のボジョレーヌーボーの味をチェックすることで、その年のワインが当たり年かどうかを判定するものです。

ボジョレーヌーボーは、普通のワインがブドウの皮ごと潰して作られるのに対し、皮を潰さずそのまま発酵させているので、明るいワイン色のフルーティーな味に仕上がります。

明るいワイン色で、甘い香り、そしてフルーティーな味わいがボジョレーヌーボーの特徴です。赤ワインに独特の渋みは非常に少なく、ワインの苦味が苦手という人もフルーティーで飲みやすくなっています。

ボジョレーヌーボーを美味しくいただくには

 

せっかくのボジョレーヌーボー、美味しくいただきたいものですが、そのためにはしっかりと冷蔵庫で冷やしましょう。そして開栓したら長く置かずになるべくすぐに飲み切ったほうが良いでしょう。

なぜならば、フルーティーさがだんだんとなくなってしまうことと、長く置くと熟成されるというものでもないからです。
そもそもが試作品的意味合いが強いボジョレーヌーボー、じっくり味わうワインというよりも、気軽に飲めるワインとして楽しむのが良いでしょう。

2015年は、ボジョレーヌーボーの当たり年

 

フランス食品振興会は「暑さと歴史的な日照量でブドウが成熟し、果実味が豊かな素晴らしい出来栄え」と話しているとおり、2015年はボジョレーヌーボーの当たり年と言えるでしょう。

 

もっとも販売促進のために、毎年あおるようなコピーをつけているボジョレーヌーボー

ここ最近をみてみると
2008年「豊かな果実味と程よい酸味が調和した味」
2009年「過去最高と言われた05年に匹敵する50年に一度の出来」
2010年「2009年と同等の出来」
2011年「100年に1度の出来とされた03年を超す21世紀最高の出来栄え」
2012年「偉大な繊細さと複雑な香りを持ち合わせ、心地よく、よく熟すことができて健全」
2013年「みずみずしさが感じられる素晴らしい品質」
2014年「太陽に恵まれ、グラスに注ぐとラズベリーのような香りがあふれる、果実味豊かな味わい」

そして今年はというと
2015年「過去にグレートヴィンテージと言われた2009年を思い起こさせます」

このコピーをみると、どの年もすごい出来のように思えてしまいますwww

この販売業者らの販売をあおるようなキャッチコピーとは別に、地元のボジョレーヌーボー委員会は毎年控えめな品質予想をしています。

2008年「フルーツ、フルーツ、フルーツ」
2009年「数量は少なく、完璧な品質。桁外れに素晴らしい年」
2010年「果実味豊かで、滑らかでバランスの取れた」
2011年「3年連続で、偉大な品質となった」
2012年「心地よく、偉大な繊細さと複雑味のある香りを持ち合わせた」
2013年「繊細でしっかりとした骨格。美しく複雑なアロマ」
2014年「エレガントで味わい深く、とてもバランスがよい」

そして今年は、
2015年「記憶に残る素晴らしい出来栄え」

控えめなコメントでも「記憶に残る素晴らしい出来栄え」というので当たり年なのでしょう。