人差し指が薬指に比べて短い人は、株で大儲けできる？

人差し指が薬指に比べて短い人は、株で大儲けできる？

ケンブリッジ大学のコーツ博士の研究によると、次のような研究報告が出されています。

「薬指に対する人差し指の比率が小さければ小さいほど収入が多い」

つまり、人差し指が短ければ短いほど収入が多い傾向があるというのだ！
そして、人差し指が短ければ、ビジネスの現場で長くサバイバルできるということも報告されています。

んなバカな。。。　

そもそも人差し指の長さなんて遺伝なんじゃないの？

人差し指の長さで、金持ちになれるかなれないか決まってたまるものか！　と反論が出そうですね。

ところが、論文によると、人差し指と薬指がほぼ同じ長さの人では年間の平均獲得金額が約60万ポンドだったのに対し、人差し指と薬指の比率が0.93前後と人差し指が短い人では680万ポンドと11倍もの差があったというのです。

って、マジかよっ！

参考：
Coates. JM, Gurnell, M, Rusichini,
A Second-to-fourth digit ratio predicts success among high-frequency financial traders.
Proc Natl Acad Sci U S A, 106:623-628, 2009

Coates, JM, Herbett, J.Endogenous steroids and financial risk taking on a London trading floor.
Proc Nat Acad Sci U S A, 105:6167-6172, 2008

実は、指の長さは胎生期に浴びたテストステロンの量を反映しているという研究報告があります。

生まれる前にテストステロンをどれだけ浴びたかが指の長さに反映するのですが、テストステロンは胎児の指の先端において hox系遺伝子という遺伝子の発現を促して、人差し指を短くするのだそうです。

う～ん、その人が金持ちになれる確率の高低は、なんと生まれる前に決まっているのか・・・

このテストステロンに生まれる前にさらされると、自信に満ちた性格になり、聞けんを好んだり、粘り強く調査したり、注意深くなったり、とにかく反応や動作が早くなる傾向があるといいます。

こうしたテストステロンにさらされた人は、お金持ちだけでたんく数学な得意なタイプが多かったり、サッカーやラグビーなどのスポーツにおいても良い成績を残すことが知られています。

株の世界も多くの情報が分単位、秒単位で飛び交う世界で、儲けるためには瞬発力や注意力も必要になってきます。
こうしたことが、株で成功している人は、人差し指が短いという傾向になってでているのかもしれません。