健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

暖房の入れすぎは体にとって良くない

今年は暖冬で過ごしやすいという人も多いかと思います。
暖冬でかつ湿度がある今年は、インフルエンザの流行も遅れていて、その代わり花粉症が始まっています。
そうは言っても、北の方に住んでおられる人たちは、やはり冬には暖房はかかせないものです。

私たちは、体が冷えると免疫力が低下すると言われていて、体を冷やさないように適度に暖めていくことが大切になってきます。
体を暖かくする方法は、服を重ね着する、熱いお茶や珈琲などを飲む、暖かいお風呂にゆったりと浸かるといった方法もありますが、直接的で手っ取り早いのが暖房器具の利用です。
直接、暖房器具のそばに行くと、体を暖めることができます。

部屋の温度は、22℃~24℃に

さて、暖房器具の使い方ですが、設定温度を調製できるヒーターもありますが、調製できないものもあります。
部屋に温度計があれば、今の部屋の気温がわかるわけですが、いったいどのぐらいにしたら良いのでしょうか。

ここで人間にとって最適な気温とはどのぐらいかを調べる実験があります。
湿度60%の無風状態の部屋に実験に協力してくれた学生を入れて、室温を20℃から2℃刻みで変えていきました。そしてこの実験を冬の1月と夏の8月の2回行っています。
そして、裸の場合と着衣の場合の両方について実験を行っています。

この実験から、体のエネルギー消費量は、裸の倍は、24℃、着衣の時は22℃になっていました。


つまり、これは22℃よりも設定温度を下げても、24℃より設定温度を上げても、私たちの体のエネルギー消費量は多くなるという結論になります。

部屋の湿度や個人差の問題もあり、多少はズレがあると思いますが、寒い場合はもちろんですが、逆に暖房をガンガンに使い気温を上げても、上げすぎるとエネルギー消費量が増え、かえって体の負担になってしまいます。

冬だからといって、暖房をがんがんに入れるのも、外気との気温差もあり、体にとってはあまり良いことではありません。

足を温めて快適ライフ

私たちの体の中で、一番冷えやすいといっていいのが足先です。
心臓から一番遠いところにあるというのもその一つの理由ですが、足は靴を履いているとはいえ、人間の体の中で一番地面に近いところにあります。
冬、冷えた路面を歩いたりすると、その冷たさをもろに感じるのが足先ということになります。

家の中にいても、冷たい床の上を歩いたりすると、たとえ靴下を履いていたとしてもそこから床の冷たさが伝わってきて、すぐに冷えてしまいます。
昔から、頭寒足熱といって、足を温めることは健康を考えるうえで、非常に大切な要素です。

冷えてしまった足を効率よく暖めるには足湯が適しています。広範囲にじっくりと暖めることができるからです。
バケツや風呂おけに45~50℃のお湯を入れ、水を少し入れるなどして温度調整をしてから、そこに足を入れると、足の血管がパーっと広がった感じで、足の血流が良くなります。
そうすることで足先まで血液がかよい、栄養や酸素が行きわたり、老廃物が排出されていきます。


関連記事

冬に役立つ扇風機 | 健康トピックス

89314.link


http://89314.link/blog1/kenko/%e5%86%ac%e3%81%ab%e5%bd%b9%e7%ab%8b%e3%81%a4%e6%89%87%e9%a2%a8%e6%a9%9f-%e5%81%a5%e5%ba%b7%e3%83%88%e3%83%94%e3%83%83%e3%82%af%e3%82%b9/