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小保方晴子さん(ムーミン姉さん)がハメられた?理由とは

ムーミン姉さんこと、STAP細胞論文の執筆者である元理化学研究所研究員の小保方晴子さんが、手記を出版することになりました。
講談社から出版される手記のタイトルは、「あの日」で、全253ページにも及んでいる。

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2014年4月以降、沈黙を守っていたムーミン姉さん(小保方晴子さん)がまとまった主張を公表するのは久しぶりになります。

日刊スポーツによると、STAP細胞がES細胞ではないかと疑義が起きたことには「私がES細胞を混入させたというストーリーに収束するように仕組まれていると感じた。私の上司たちによって仕掛けられたわなだ」と、理研への不信感とともに、陰謀説もにおわせています。

当該ブログでも
ムーミン姉さん(小保方晴子さん)は、催眠術にかけられている? 陰謀説も?
の記事で、いろいろと無責任にもいろいろな可能性について連想しています。

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その中の「ケース4に示したムーミン姉さん陰謀説」に近いようなことになっています。

さらに、「STAP細胞は、あります!」と言った時の子供のようにギラギラ輝いていたムーミン姉さんの目をみると、ムーミン姉さんに悪意が無かったともとれます。
小保方さんは、研究室をピンクにし、ムーミンで飾り、実験を割ぽう着で行っていること自体、メルヘンで想像力が豊かな性格。
顔も知的なお姉さんタイプで、催眠術にかかりやすい優等生タイプのような顔つきです。思い込みがはげしく想像力がある人は、催眠術にかかりやすく、人からも騙されやすいのでしょう。

ネットなどで出ている手記の内容について、突っ込みを入れていきましょう。

STAP細胞の研究中は、細胞の不思議さに魅了され、自分なりに一生懸命に実験に取り組んでまいりました。そのためSTAP細胞論文の執筆過程においても、私は誰かを騙そうとして図表を作成したわけでは決してありません。一片の邪心もありませんでした。
小保方晴子の告白「あの日から、今日までのこと」 ~独占手記『あの日』より 2016/01/27)

つまり、邪心はなかったことを訴えています。
あのギラギラとした目はウソではなかったということか。まあ、上司が失敗に途中で気づき、それを部下のせいになるよう画策をするなんていうのは、テレビドラマでなくても一般社会でもよく行われていることです。

特に人間性ができていない上司は、手柄は自分、失敗は部下のせいという人間だらけですからね。
「若山先生が作った細胞を若山先生ご自身が『おかしい』と言っている異常事態」と指摘しているとおり、実験の失敗を未熟だった小保方氏にすべておっかぶせ、他の研究者たちは逃げたということも信憑性がある。

まあ、もっとも悪気はなかったにしろ、未熟なまま論文を発表してるのだから、それなりにつけ込まれる隙だらけだったといえばそうなるでしょう。

ムーミン姉さんがきちんとデータもとっていて証拠があり、しっかりとした知識があれば、こういうことにはならなかったのでしょう。


誰かの役に立つ仕事に就くのが夢だった。その道をまっすぐに追ってきたはずだった。
これまでの人生のあらゆる場面を思い出し、いつのどの判断が間違っていたのか、どうしていたらよかったのか、私はここまで責められるべき悪人なのだと思うと、この世に自分が存在してしまっていることが辛く、呼吸をすることさえ悪いことのように思えた。

あらら
呼吸をすることさえ悪いことのように思えた。ってまたオーバーな。。。
いつのどの判断が間違っていたのか・・・
判断というよりも、研究者としての能力がしっかり磨けていなかったことが原因なのではないだろうか。


実験ノートもしっかり取っておらず、実験室をピンクにしてムーミンのシールをあちこちに貼り、割ぽう着で実験をやっていたというなら、それはきちんと白衣で実験をやっている人からすれば、なんだあの人は?ということになる。

人と変わったことをするのも良いが、よほどの実力があるか、精神的に強いかでないと、下手するといじめの対象になってしまう。


しかし、私の図表の提示方法は、常識として決められていたルールからは逸脱していると判定されてしまいました。不勉強であったことを、心から反省し恥じています。そして、そこから起こった一連の出来事の責任を、抱えきれないほどに感じ、お詫びの言葉も見つかりません。

ちょっと待て! 博士課程まで言っている人が、図表の提示方法・・・ 不勉強・・・ 常識として決められたルール・・・ って・・・
きちんと学生に論文の書き方を教えなかった教授たちも教授たちだが、本来は博士はおろか、修士、いやいあ学部学生だって卒業論文を書く。
理系ならばなおさら、教授が論文の書き方を教えるべきであろう。教わらなかったのだろうか。

しかし小保方氏は博士である。学部学生の卒業論文とはわけが違う。
博士であれば、教授から教わらなくても論文の書き方くらいは勉強しておかなければいけないだろう。ネットでも書籍でもそういった論文の書き方を読めばわかるように丁寧に解説しているものはいっぱいあるのだから。


重すぎる責任に堪え兼ね、死んでこの現状から逃れられたら、と何度も思いました。私は重要な判断を他者に委ね、従えばいいと考えていた弱さや未熟さのある人間です。これまで、他の方に影響が及ぶことを恐れ、私からの発信を控えてきました。
しかし、ここまで社会を大きく騒がせたこの出来事に対し、このまま口をつぐみ、世間が忘れていくのを待つことは、さらなる卑怯な逃げであると思い、自分の持つ弱さや未熟さもさらけだして、この本の中に真実を書こうと決めました。

う~ん、うがった見方をすれば、小保方さんのお金欲しさと、出版社の売り上げ欲しさが合わさっての今回の出版とも言えるだろう。
本来、言うべきことがあれば、もっと前に、その場で、「これは理研の陰謀だ!」ぐらいのことを言ってもよかったのではないだろうか。

ともあれ、死なずに現状から逃げなかった小保方さんは、少なくともその点に関しては、立派だったのであろう。


「(ある記者のメールに)殺意すら感じた。不確定な情報をあえて盛り込み、『返事をしなければ、このまま報じますよ』と追い詰められた。その手段は暴力的」と厳しく批判する。

これはまさに同意である。取材する側も仕事といえば仕事なんで仕方ないのであろうが、もし自分がそういうことをされたらどういう気分なのか、全くわかっていない。最近の報道は馬鹿すぎる。
一つ事件が起きれば、どこもかしこも同じ話題を取り上げ、競うようにしている。しかもそのほとんどが、当事者以外には実害がなくどうでもいい話ばかりだ。うんざりする。
また、それを面白がってみんな見るから、そういったものがまたはびこっていく。

本人、弱ってるんだから、あまりいじめんといてや! w

 

いずれにしろ、ムーミン姉さんに対しては、自殺とかせずに、生きてきた点については、拍手を送りたい。

とともに、したたかさ・強さを感じます。