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衣替えの季節の、賢い衣類収納のあれこれ

冬の寒さもだんだんとやわらいで、いよいよ桜も芽吹いてきました。
新年度を迎え、衣替えのため、衣類の整理をする時期にもなりました。


タンスの賢い使い方

タンスといっても、その特性を考えた収納をするのが賢い整理法です。
実は、タンスは上段ほど湿気が少なく、下段になればなるほど湿度が高くなっていきます。

ウールやシルクといった材質のものは、湿気を取り込みやすいという性質がありますので、収納するときは湿気が少ない中段から上段にかけて収納するようにするのが賢い収納法です。
またカシミアも湿気を取り込みやすいのでやはり中段から上段へ収納するのが良いでしょう。

一方、コットン等は湿気に強いので、タンスの下段での収納で問題ありません。
化学繊維は一般的には乾燥しやすくなっていますので、タンスの下段に収納すると良いでしょう。

もちろん、タンスに収納する前にはタンスはしっかりと乾燥させ、また衣類はしっかりと乾燥させてから収納するようにします。
さらに詰め込みすぎは良くないので控えるようにしましょう。


防虫剤の賢い使い方

防虫剤については、防虫剤から発散してくる防虫ガスは空気よりも重い性質をもっています。
従って、タンスの中を下へ下へと下がっていって、タンスの底で拡がっていきます。

つまり、防虫剤の数が限られている場合であれば、防虫剤は、タンスの底に置くよりも、上に置いたほうが良いということになります。
防虫剤の効果ガスは、上から下へ降りていくと覚えておくと良いでしょう。

防虫剤は、衣類に直接触れると変色したり傷んだりしてしまうことがあるので注意しましょう。


防虫剤は1種類にしぼるべき

防虫剤は、2種類以上使うと、もし1種類の防虫剤で効果がなくても、別の防虫剤が効果を発揮してくれるのではと考え、同じタンスの引き立しの中に違う種類の防虫剤を2種類以上使う人もいます。
しかし、これは注意が必要です。
というのも、防虫剤同士の成分が化学反応を起こして、衣類が変色したりシミがついたりする場合があるからです。

どうにかしたい服についた防虫剤のニオイ

防虫剤というと、服に臭いがついてしまうということがあります。
たまに、防虫剤のニオイがプンプンとする服を着ている人もいます。

防虫剤のニオイがついてしまって気になる場合は、服をビニール袋に脱臭剤と一緒に入れて一晩おいておくと良いでしょう。
一晩置けばスッキリとニオイが取れます。

また、夏であれば扇風機で風を当てながら、スチームアイロンをかけるだけでも、防虫剤のニオイはとれていきます。
エッセンシャルオイルでマスキングしてしまうというのも賢い方法かもしれません。

意外に効果があるのが、タオルをぬるま湯につけて絞って、それを衣類の上に当ててアイロンをかけるのも、ニオイを取るのに有効です。
防虫剤のニオイだけでなく、タバコのニオイも消すことができます。