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熊本・大分の延長にある伊勢・志摩、サミットでテロより怖い地震・津波

週刊現代」2015年1月3日・8日号にこんなことが書かれている。

 

日本はどこで地震があっても不思議ではない

今すぐ首都圏を逃げ出し、想定で地震発生確率の低い北海道西部(札幌、函館0・9%、旭川0・4%)や山陰地方(松江2%、鳥取5%、山口4%)、九州(福岡、佐賀、熊本8%、長崎5%)に移住することを真剣に検討してもよい段階だろう。
これを見るといかに地震ということからすると、熊本が比較的安全だという評価を得ていたかである。

日本はどこにいても、地震がありえると考えておかなければいけないだろう。

 

世界一リスクが高い東京の危険性

日本のことを考えると、もし東京が地震にみまわれたらと考えてしまう人も多いだろう。
確かに、東京は世界の中でも群を抜いて、自然災害のリスクが高い都市であることには違いない。

ドイツの再保険会社である「ミュンヘン再保険」が世界の主要都市の自然災害リスクを数値化して算出している。
数字が高いほどリスクが高いということであるが、その結果は次のようになっている。

東京       : 710
大阪・京都・神戸 :  92
ソウル      :  15
北京       :  15
香港       :  41
バンコク     :   5
シンガポール   :   3.5
ジャカルタ    :   4.2
シドニー     :   6
デリー      :   1.5
テヘラン     :   4.7
イスタンブール  :   4.8
アテネ      :   3.7
ミラノ      :   8.9
マドリード    :   1.5
パリ       :  25
ロンドン     :  30
フランクフルト      9.5
ベルリン     :   1.8
アムステルダム  :  12
ニューヨーク   :  42
ワシントン    :  16
シカゴ      :  20
サンフランシスコ : 167
ロサンゼルス   : 100
リオデジャネイロ :   1.8

この数字をみると恐ろしくなる。
日本の都市がいかに危険かということが現れています。

この数値は、自然災害の発生確率、住宅密度や安全対策水準など都市の脆弱性、経済の影響規模の3つの指標を計算したものです。

 

大丈夫か? 伊勢志摩サミット

熊本、大分の地震の延長線上には、中央構造線があり、これをたどっていくと、四国や和歌山を通り、伊勢・志摩の下を通っています。

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政府は、伊勢志摩サミットにむけて、テロ対策を強化しようとしているが、テロよりも地震のほうが怖いかもしれない。

熊本から大分にかけて、その先にある中央構造線に沿って、伊勢志摩のところで断層がずれる地震が起こるかもしれない。
また、熊本で地震が起こったあとは、日向灘で地震が起こるとも言われていて、日向灘に地震が起こることで、東南海地震を誘発し、伊勢志摩サミットの会場に高い津波が押し寄せるなんていうことも起こる可能性も否定できません。

なんとなく、熊本・大分から、伊勢・志摩というように連想されてしまいます。