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想像力が豊な人には、冗談が通じにくいって本当?

世の中には、たまに冗談が通じない時があります。

冗談で後悔した経験

こんな経験がある人はいないでしょうか?

上司に冗談を言ったら、上司が真に受けて真剣な答えを返してきたため、苦笑いでごまかした。

・・・ なんと、上司に冗談を言うなんて不謹慎な!とお怒りの人もいるかもしれませんが、ジョークや冗談は、むしろ人間関係を円滑にするためのツールと言ってもいいでしょう。

いろいろな人がいますが、中には、ほとんど冗談が通じない人、冗談を真に受けてしまうという人もいます。
冗談を言って、それに関してまっすぐな答えが返ってくると、「ああ、冗談言わなきゃよかったな。。。」と反省することもあります。

基本的には、冗談は「ウソ」ということになりますが、私は冗談とウソは違うと考えています。

冗談とは、ウソはウソに変わりはありませんが、ユーモアのあるウソと言えるのではないかと思っています。
しかし、そのユーモアで、多くの場合は相手をなごませることができますが、時は起こらせたりしてしまうことや、冗談が通じないということもあります。

もちろん、冗談を言う方にとっては、よほど何かの商談での戦略であったりという場合を除いては、相手を怒らせてやろうということなどは考えておらず、相手が冗談を理解し、お互いになごみ、距離を縮めることができることを期待している場合のほうがほとんどでしょう。


冗談が通じない人は、想像力が豊かな人?

冗談が通じないというと、堅物という人のイメージがあります。
確かに

人にあまり興味がない人
コミュニケーションは単なる情報のやりとりとしか考えていない人

こんな人に、いくら冗談を言ってもあまり通用しないでしょう。

もちろん、冗談を共有するためには、知識や経験がないと、その冗談を相手が理解してくれないということもあります。

また逆に、普段あまり冗談を言わない人が冗談を言った場合、「あの人は冗談なんか言うタイプじゃないから」と思われていれば、冗談が通じないということもあるでしょう。

心理学的には、冗談が通じない人と、ウソを信じ込みやすい人、想像力が豊かな人との間には、正の相関関係があると言います。

ウソを信じやすい人

ウソを信じやすい人については、冗談自体がウソなのだから、矛盾しているんじゃないの?と思うかもしれません。
しかし、冗談とは、人をだますというよりは、「またまた、冗談を・・・」とか言ってもらったり、ツッコミを入れてもらったりすることで、関係が深まり、世間で良くいう「冗談が言える仲」になっていくものです。

つまり、それウソでしょ! ウソだよね あはははは というものが冗談やユーモアということになりますが、ウソを信じやすい人は、普通の人なら冗談と気づいてくれるのに、真に受けてしまうのです。

だから、ウソを信じやすい人と、冗談が通じない人の間には正の相関関係があるのでしょう。

人に興味がない人

もともとこのタイプの人間は、できれば他人となんか話したくない、放っておいてくれ!
私の世界に、土足で踏み込んでこないで! というタイプが多く、コミュニケーションにしても、都合が良い情報をキャッチするための情報やりとりの道具ぐらいにしか考えていません。

こんな人に、いくら相手のい人柄を知りたいからといって冗談をいっても、相手側に他人の人柄なんかどうでもいいし、興味ないということなので、冗談を言っても無視されたり、そこから会話が進まないということになってしまいます。

想像力が豊かな人

想像力が豊かな人は、その想像力の豊かさ故に、さまざまな話をリアルに思い受け部手しまい、それが現実のこと、あるいは真実のことであるように感じ、考えてしまう傾向にあります。

人は想像力によって、よりリアルに想像すればするほど、それを現実のものとして考えてしまう傾向があります。