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北海道の子供置き去り事件、親よりも冷静だった命をつないだ子供

北海道で、子供を林道に置き去りにして、行方不明となった時間について、いろいろなことが見えてくる。

まずは、無事に見つかったことについて、良かったな~というのが実直な感想である。

小学2年生、7歳の子供が、気温が下がる北海道、しかも雨が降っている山林で、6日間も命をつなぐことは、常識にいっては非常に難しいものであろう。

しかも着ていた服も半袖だったということで、正直、無理だろうなと思っていました。

子供のしつけの前に、親のしつけ?

この子は、車や人の方に向かって石を投げていたらしいが、それはいけないことだということをしつけるために、林道に置き去りにされたようである。

子供のしつけの問題について、まさに「一石を投じる」ことになりました。

おおお! 車や人だけじゃなく、世間にも一石を投じたんか~~~い!

冗談はさておき、結局、親は子供を置き去りにしたことを謝っています。

子供は悪いことをして、それを怒られて、一度は車に戻されるが、さらに言うことを聞かなかったために、再び置き去りにしたということであるが、そもそも、最初に悪いことをしたのは子供のほうである。

それを親が子供に謝るようなことをしてどうするだよと・・・

子供の置き去りにしたことの賛否

まあ、ネットでは大勢は、子供がケガらしいケガもなく、無事に元気でみつかってなによりだねという感想であろうが、子供を置き去りにしたことについては、賛否両論があるらしい。

結局は、警察から自衛隊まで投入して、税金を使ったわけだし。

まあ、世の中にはお節介なのか、暇人なのか、置き去りにした親に対して、批判している人もいるという。
自分の子供を行方不明にされたのならわかるが、所詮他人の子供だし、まったく関係なく、そんな批判することにエネルギーを使うくらいなら、楽しいことでもみつけて楽しんだら?と思うのだがwww

人の批判しかしない人は、置いておいて、実際に子供が悪いことをして、置き去りにしたという親も結構いるのではないだろうか?

今はデリケートな時代。
子供が言うことをきかないからといって、殴ればDVになり、ひどいのになると洋服入れに閉じ込めて窒息死させて捕まった親もいる。

窒息死させた親は、そんなことをしたらどうなるか、想像力の欠如なのだろうか、それとも故意にやったのだろうか、いずれにしろおそろしい話である。

かといって、甘やかすわけにもいかず、置き去りとかは、ちょうどいいおしおきとも言えるかもしれません。

過敏になった異常な世の中

最近では、言うことを聞かない子供の頭をちょんと平手でひっぱたいたぐらいで、学校にクレームをつける馬鹿親もいる。
こんな馬鹿親が日本をダメにしている。

昔なんかは、悪いことをしたら、平気で殴られたし、テストの成績が悪いと学校でも正座させられ竹刀で叩かれた。
今の子供は甘やかされすぎで、そんな状態でいきなり社会にでるから、仕事も3ヵ月もしないうちに辞めたりするようになる。

そういったことで、子供への罰として、置き去りにするというのは、結構、ちょうどいいおしおきの方法であるかもしれません。

しかし、林道に5分も放置したのはまずかっただろう。

テレビで、子供がおつかいするのを影でかくれて見守るという、「初めてのおつかい」とやら番組があるが、遠目に見守るべきだっただろう。

ましてや、熊がでるかもしれないし、小さい子どもを誰もいない林道に一人にするのは、ちょっとだけやりすぎたような気がする。

それに、5分よりもかなり長い時間、放っておいた可能性もある。

5分でいないことに気づけば、自分達とすれ違ったのであれば、まず考えるのが、来た道を戻ったのではと考えるのが普通であろう。
私がもし親なら、来た道を3分ぐらい走ってみる。子供が5~10分で歩く距離ならば、自動車で戻れば3~5分で確認できるはずである。

それで見つからなければ、分かれ道を別の方向へいったのだろうと、分かれ道のほうを5~8分ぐらい自動車を走らせてみる。

小学2年生ならそんなに早くあるけない。4km/時で歩いたとしても、5分で歩ける距離は、せいぜい300m。10分歩いたとしても、とうてい1kmは歩けない。

10分で1kmというと、大人がかなり早足でさっさと歩いて到達するレベル。

自動車で30km/時で走って探せば、1kmなら2分で探せたはずだ。

半袖で、虫が嫌いな小さな子供が、わざわざ林道からはずれて、林の中を歩いていかないだろうと考え、道を徹底的に探すであろう。

子供がした唯一の間違った選択とは

子供も、普通は来た道を戻るか、親の車を追いかけてくるかするだろうが、来た道を戻らず、逆に山を登っていく方の道を選んで歩いていったというから、すごい。

しかし、そう考えてしまったのが、冷静に命をつないだ子供がした唯一の間違いだろう。

普通の大人なら、とにかくなんらかの街に出ればどうにかなる。だから来た道を戻る、つまり分かれ道があったら、山を下っていく方の道を歩いていく。
しかし、小学2年生の子供で、親に叱られて、何がなんだかわからなくなっていたのかもしれない。

親よりも正しい判断をした子供

そもそも、山を登っていく道を選択してしまったこと自体は、間違えだったかもしれないが、その後この少年がとった行動が、命をつなぐことになりました。
逆に、世間体を気にしてか、発見されてからの子供のことを考えてかは知らないが、山菜採りで見失ったとウソをついた親は、警察などが捜索する初動捜査の遅れを招いた。

当然、山菜採りと聞いた捜索隊は、林の中を探していく。
経緯がわかっていれば、道沿いに捜索をして、早く発見できたかもしれないではないか。

テレビでやっていたが、子供の足だと自衛隊の演習場の施設まで到着するのに、5時間はかかるだろうと言われている。
薄暗く誰もいない道を一人で歩き続け、カギが開いていた施設にたどり着いたのが、少年の命をつないだ一番の要因だったかもしれない。

マットレスを丸めてサンドイッチになって暖をとり、無駄に動かず、施設で風雨をしのぎ、水だけは確保したのは、冷静な判断だったであろう。

まあ、本当に無事で何よりな事件でした。