健康・美容・賢脳

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認知症を防ぐ食事改善法

2025年には、日本で700万人が認知症になるとも言われています。
歳をとるとちょっとした物忘れかなと思っても、もしかしたら認知症の兆しなのかもと考えると不安になってしまったりします。

記憶力の低下を防ぐには、食生活が大切

記憶力の低下を防ぐには、やはり食生活の改善が大切です。
最近、「え~と、何だったっけな~・・・ ほら、あれだよ あれ ・・・そうそうそう、それだよ!」なんてことがあるならば、もしかしたらその記憶力の低下は認知症のシグナルかもしれません。
症状が進行してからではなく、軽い打ちに改善に取り込むことが大切です。

ボケる美食、ボケにくい健康食

要は、欲求にしたがい自分の好きなもの、おいしいものだけをよく食べていると、栄養価が偏ってしまう可能性があります。
特に人間の味覚は、糖質や脂質を美味しい!と感じやすくできているため、糖質や脂質が過多になり、ボケるリスクが高まってしまいます。
糖質や脂質を減らし、バランスよい栄養を意識し、タンパク質を大目にとると、脳が活性化してきます。

炭水化物は一切とらないほうがいいのか?

世の中には炭水化物を極力摂らないダイエット法もあります。
これには賛否両論ありますが、一般的に世間で言われている栄養学から言うと、本来人間が穀物としてきた米などの穀物には多くの炭水化物が含まれていて、それらを全くとらないというのは極端なダイエット法であり、危険とすら言えると思います。

その証拠に、日本の医療では栄養が不足した病人に対して、静脈栄養や経腸栄養はきちんと炭水化物(糖質)を補給するようにできています。
糖質の量は抑えるべきではありますが、全く炭水化物を摂らないといった極端なダイエットは体に負担をかけ危険です。
本来、人間は穀物を主食としてきたわけですし、それをいきなり白米やパン等の炭水化物は一切口にしないというのは、常識の範囲を超えた方法であると言えるでしょう。

脂質はどうするのか

脂質は、牛肉や豚肉、鶏肉に含まれる飽和脂肪酸や、大豆油やヒマワリ油、コーン油などのω6系と言われる油は、生活習慣病の原因となるとも言われているので、控えた方がいいでしょう。
逆に、ごま油やアマニ油などのω3系やオリーブオイルに代表されるω9系といった油を摂るように心がけましょう。
魚に含まれるω3系の油であるDHAは賢脳成分としても知られていて、記憶力の向上はもちろん、精神を安定させる効果も期待できます。

タンパク質はどうやって摂るのか

タンパク質は脳を含め全身の細胞の代謝や修復に使われますが、良質なものを多く摂るようにします。
肉は脂身が少ない赤身肉などがお奨めで、魚油に含まれるDHAは賢脳成分として知られています。


1日1食はきちんと野菜を

1日1食は最低でもきちんと野菜を摂って、ビタミンやミネラルを補充することが、栄養的にも老化を抑える面でも重要で、野菜には抗酸化作用が強いものもあります。キャベツやブロッコリーなどはお奨めです。