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なぜ団塊の世代は悪質クレーマーになるのか

企業や店にとって、ありがたい忠告をしてくれる人はいいのだが、どうみても言いがかりだろ!としか思えない文句をいう、いわゆるクレーマーという人種がいる。

面倒なクレームを持ち込むクレーマーのほとんどが60代の団塊世代の男性

このクレーマーという人種で一番多いのが、60代以上の男性である。
しかも、60代の男性に多いのが、「俺様は一番えらいんだぞ! 若造が何を言ってるんだ!」と言わんばかりの露骨な態度。
特に、団塊の世代と言われる人たちは、俺たちが高度経済成長を支えてきたんだという自負がある。

実際に、いろいろ厄介なクレームは、団塊世代の人たちが大量に退職し始めたころから一気に増えているのです。

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なぜ団塊の世代の人は横柄なのか

戦争の苦労を知らないから謙虚じゃない。
自分達が日本の高度経済成長を支えてきたという自負がある。
会社で部下から持ち上げられていたことが忘れられない。

こんなところが理由にあげられるのではないだろうか。

もっとも団塊の世代が日本の経済成長を支えてきたかといえば、それは違うだろう。
本当の戦後の混乱から日本の高度成長の基盤をつくり頑張ってきたのは、80代、せいぜい70代後半の人たちであろう。
むしろ、逆に支えたというよりは、高度経済成長の恩恵をある意味一番受けたのが団塊世代かもしれません。

就職した時代にどんどんと経済は成長し右肩上がり。働けば働くほど給料がもらえ出世もどんどんしやすかった。
日本がこれからどんどん良くなっていく時期に青春期をすごした。
さらに自分達が管理職となったころにバブルが到来し、ますます出世の道が開けていった。
その上の世代は戦争の苦しい経験、その下の世代は就職氷河期などの苦労を味わっている。
ある意味、団塊の世代は日本で一番苦労せずに良い思いをしてきたという考え方もできる。
ゆとり世代をすごく歯がゆく思っているのも事実であろう。

団塊世代の人が厄介なクレームを出す理由

時間がある(要するに暇)
以前のお年寄りより元気(戦後、栄養状態が良くなった時期に少年期を過ごせ、余暇も充実)
会社人間のため、地域に居場所がなく孤独 (友達がいない、仕事以外での時間の使い方がわからない)

特に男性は女性に比べて、地域コミュニティに溶け込めず、孤独感をつのらせていく人が多い。

それで何をするかというと、思い出すのが偉そうに部下に命令したり、部下を叱咤していた会社時代のことである。
そして、そのターゲットとなりうるのが、各企業のお客様相談室やクレーム係だ。

常に自分が偉くありたいんだろう。全くもって老害以外の何ものでもない。

頭の中が、いまだに高度経済成長時代のまま。

ネットを調べてみると、若者からはきつい一言も

「年金で生活させてもらってるくせに、役に立たない爺どもは、せめて大人しくしてろ!」

まあまあ、そこまで言わなくても ^^;
よほど頭にくるクレームをつけられたのでしょう。。。

団塊の世代の人たちよ、もっと建設的なことでもしてみたら?

団塊世代クレーマーは、要するに暇なんでしょう。暇でプライドが高い人たち。

団塊の世代の人たちでも、地域コミュニティに参加して活躍したり、自分の趣味を活かして第二の人生を楽しんでいる人もたくさんいます。

もちろん、厄介なクレーマーの人たちは一握りの人たちなのでしょう。
会社や店に文句をいって、俺はこれだけ物事を知っているんだぞ、経験値があるんだぞ、偉いんだぞ!とやってみたところで、それは若い者にはバカにされたくない、俺だってまだまだできるんだぞという劣等感の裏返し。

こんなマイナスのストロークを繰り返していても、何も得られるものはありません。
そんなことに残りの貴重な人生の時間を使うのであれば、もっと自分の趣味を見つけて没頭したりといったふうに、楽しい時間を作っていったらどうだろうか。

自分の趣味が楽しくて仕方なければ、企業にクレームを言う時間がもったいなく感じるはずです。