3D造形によるモノづくり革命の時代
3Dプリンターが世に出て、話題となり、一般のビジネスパーソンの間でも大きな話題になっています。
3Dプリンターなども、比較的安価で入手出来るようになり、パーソナルな3Dプリンター環境を整えることも可能になってきています。
3Dプリンターとは
3Dプリンターは、3Dデータを元にして、立体的名製品を作り出すプリンターで、吐出した材料を何層にも積み重ねることによって、立体物を作っていきます。
業務用の3Dプリンターは数百万円から数千万円するものもあり、すでの21世紀に入る前から使用されていましたが、ここ数年ではパーソナル仕様のものも販売されるようになり、安いものだと10万円前後で手に入るようになってきています。
3Dプリンターブームの火つけ役、「MAKERS」とは
従来は、大規模生産、大量生産というモノづくりで企業も効率よく利益を上げてきたが、ニースの多様化に伴い、自分が欲しいこだわりの商品を少量作るといった形にモノづくりの形がシフトしてきていて、そうしたモノづくりをする人、すなわち「メーカーズ」が使う1つのツールとして3Dプリンターを紹介したのが、2012年10月に発売された、『MAKERS』という本です。
個人で3Dプリンターを使う
3Dプリンターを使うのには、当然3Dプリンターが必要ですが、実際に3Dデータを作成する3D CADソフトなどのツールも必要になってきます。
3D CADソフト
3D CADソフトは、3Dデータを作成するためのソフトですが、高額だった3D CADソフトも、現在では直感的に使える無料の3D CADソフトがでてきているので、初心者が3Dデータを制作して、3Dプリンターでモノづくりをしようとしたときに、その参入障壁がかなり低くなっています。
その無料の3D CADソフトとは、『Autodesk 123D Design』です。
Mac版だけでなく、Windows版、さらにはiPhoneやiPad版もあります。
無料の3D CADソフトは、コチラから
その他、次のようなツールが揃っています。
Autodesk 123D Design : PCやWebを使って簡単に3Dモデリング出来る
Autodesk 123D Catch : 写真から3Dデータを作れる
Autodesk 123D Make : 3Dデータをスライスして模型を作れる
Autodesk 123D Sculpt : iPadで3Dデザインする
Fabスペース
Fabスペースとは、デジタルなモノづくりが体験できるスペースで、機器の体験や貸し出し、さらにはセミナーまで実施されていて、3D初心者でも気軽に参加できる形になっている場所です。
Fabスペースとして代表的な存在であるFabe Cafe では、3Dプリンターはもちろん、レーザーカッターなどもあり、エンジニアやアーティストによるイベントも毎週のように開かれています。
詳細は、
3Dプリンターの購入を考えている方への注意
パーソナル3Dプリンターは、まだ製品として成熟している分野ではなく、動作が止まったり、故障したりすることもあるので、ちょっとしたトラブルでも楽しめて、パーツを自分で購入して直せるくらいの余裕があるユーザーにお奨めです。
3Dプリントサービス
3Dプリンターなんか、いちいち買ってられないし、そんなにしょっちゅう使うわけでもないしと思っているかたは、3Dデータをネットで送るだけで、立体物を作ってくれるサービスもあるので、利用すると良いでしょう。
ネットで、「3Dプリントサービス」とでも打ち込めば、いろいろサービスが出てくるでしょう。
お奨めは、『3Dayプリンター』