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メダル!メダル!と各国がメダルで競っているパラダイムはズレている

リオ五輪が大きなテロもなく無事に終了した。

五輪・高校野球と終わり

昼は高校野球、夜はオリンピックと、賑やかな日が2週間ほど続いたが、高校野球は終わり、五輪も閉幕し、いっきに寂しくなった感も否めない。
プロ野球をみても、広島ぶっちぎりじゃつまらない。今年の広島は実力以上にツキがあって、まさに神ってル!
もう少し、ペナントレースを面白くしろよな!と文句もいいたくなる。

あまり取り上げられないパラリンピック

障害者にやさしくなどと言っておきながら、五輪でメダルいくつ取ったなどと大騒ぎはするものの、これからパラリンピックで頑張ろうとしている人を紹介して、障害者の方々に勇気と希望を与えるような放送や番組が、あることはあるが、まだ少ないような気がする。
はっきり言って、高畑裕太くんが強姦したなんて話はどうでもいい。

だって、関係ないでしょ。一般の人たちには。 被害被ってるわけでもないんだから。
確かに、襲われた女性やその関係者、マスコミ・芸能関係の人には迷惑を被った方もいるでしょうが、普通の一般人には関係ないことです。
こうした報道に時間を割くぐらいなら、パラリンピックで頑張っている人をもう少しクローズアップすればいいのにと考えてしまう。

もっとも24時間テレビとかでやるのかもしれないが・・・

他にも、日本の借金問題、北朝鮮のミサイルの脅威、イタリア・ミャンマー地震、もっと深掘りして、どうなってるのか専門家を交えて、時には政府を批判するぐらい公平で、プロフェッショナルな番組をやってほしいものです。

 

各国、メダル数を競うのって、何か間違ってる

そもそも、五輪は国別にメダルを争うものではない! 五輪の憲章にもそのことはきちんとかかれている。メダルを国別に争うものではなく、個人の競技やがんばりをお互いに褒めたたえるものである。
それを、国別のメダルはどうだ、金メダルの数はどうだ、2020年の東京五倫では、メダル数でベスト3に食い込むんだとか、まるっきり稚拙きわまりなく、腹立たしくさえ思えてくる。

選手が一生懸命ガンバって、力を出し切ればいいだけの話である。

人はメダルに感動するものではない。その人の頑張り、人生に感動するものだからだ。
それは、日本人が金メダルを取って、うれしいが、本来、五輪はそういうものを競う場ではないはずだ。

世界的にみても、『国』『国家間』ということで、人類が変なパラダイムに陥っているのではないだろうか。

メダル数競ったって、3位は難しい

冷静になって考えてもみよう。

メダル数争うこと自体が無意味だが、まあ争ったとして、トップは米国でゆるがないだろう。選手壇の数からして違う。

超強豪国の米国は2億もの中から、人種のるつぼであることを利用して、いろいろな人種から選手を選ぶことができるわけです。
次にくるのは中国。何十億もの中から選手を選べるわけです。

イギリスやドイツも相変わらず強く、さらにリオではメダル数が日本よりも少なかったロシアですが、陸上選手が出場していなかったのにもかかわらず頑張ったでしょう。
ロシアの場合、陸上選手が獲得したであろうメダルをオンすれば、かなりの数になるはずです。

中国・ロシアは共産圏で、徹底的に選手の英才教育をしている。ドーピング云々は別としても強いはずである。

日本は、欧米列強に対して、選手にあまり良い環境を提供できていない部分があるが、それはさておき、メダルを取ってこいというのは虫が良すぎるのではないだろうか。