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ついのすみかとして注目を集めるサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは

高齢化社会に突入している現代社会、ついのすみかとして注目を集めているのが、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)です。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)とは

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、介護施設ではなく、サービスが自由に選択できる賃貸住宅ということになります。
サービスがついているというだけで、入居のルールなどは一般の賃貸住宅と変わりません。
高額な一時金もないので、退去も気軽にできるしくみになっています。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)で得られるサービス


サービスとしては、次のようなものがあげられます。

*状況把握
*生活相談サービス
*食事の提供サービス
*入浴等の介護サービス
*調理等の家事サービス
*健康の維持増進サービス

このうち、入浴・調理・健康維持増進のサービスについては、提供されないケースもあります。
また一部、食事の提供サービスがない場合もあるようです。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)は、少なくともケアの専門家が日中建物に常駐して、入居者が倒れたりしていないか、生活相談として日常生活や将来の介護の悩みなどはないかといった相談に対応します。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)のメリット

入居者が長期入院などをすることによって、事業者から一方的に解約されないようになっています。
賃貸借契約であれば、借家権があるので一方的な退去や部屋移動は求められず、また、敷金や家賃、サービス対価以外の料金として、権利金や契約更新料などを取ることが禁止されています。

食事・介護・医療等のサービスについては、自分の判断で自由に選ぶことができ、食事の内容や要・不要、食事する時間も自分で決めることができます。
介護サービスも、自分の要介護状況を判断しながら自由に組み合わせで変えていくことができます。
門限や外出の制限もなく、介護施設に比べて自由度が高いという点も大きな魅力の一つになっています。


国も推奨し補助するサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

国もサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に対して2020年までに60万戸の供給ということで力を入れています。
ということで、国土交通省も全高齢者に対する支援サービス付き住宅の定員数の割合を2020年に3~5%にするべく方針を打ち出しています。
登録されているサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)に関しては、建設費の1割、改修費の1/3が補助されることになっています。
その代わりにサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)として10年以上登録するなどの条件が課せられています。