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とりあえず枝豆! ビールの相棒、枝豆のパワー

飲みに行って、「とりあえずビール! それと枝豆」というように、ビールの相棒といえば枝豆ですが、枝豆は昔から夏バテや二日酔いの予防に良いとされてきました。
枝豆の旬は、7月から9月にかけてで、産毛が濃く、青々としてい実が膨らんでいるものが良品です。変色しているものはできるだけ避けるようにします

豆と野菜のいいとこどり

枝豆は、大豆が熟す前に収穫したものです。つまりどういうことかというと、豆と野菜の両方の豊富な栄養を併せ持っているといっても良いでしょう。
どうした夏バテの予防や疲労回復に有効かというと、薬膳漢方の考え方だと、気虚・血虚・水毒に効くとされています。

枝豆をお奨めしたい人

気虚

気虚とはどういう状態かというと、「気」はいわば人間の活動エネルギーといってもいいもので、それが不足している状態を言います。
気は食べた物が胃腸で消化されて作り出されますが、胃腸が弱く消化吸収機能が低下していると、気が不足し、気虚になってしまいます。
こうなると、風邪などに対する抵抗力も弱くなってしまいます。
いつもより体がだるくて疲れやすい、食欲がなく胃がもたれやすいといった人が気虚と言えます。
気虚の人は、できるだけ胃腸を冷やすような食べ物は控え、食べ過ぎにも注意することが大切です。

血虚

血虚とはどういう状態かというと、「血「」は体のいろいろなところに栄養を運ぶ血液にようなものですが、これが不足した状態をいいます。
栄養がうまく行きわたらないので、肌荒れしたり、抜け毛になったり、集中力の低下や不安感が増すといった症状が出てきます。
女性は、生理があるため男性に比べて血虚になりやすいと言われています。
顔色が悪い、肌が乾燥して荒れているといった症状は血虚の代表的な症状です。

水毒

水毒とはどういう状態かというと、体内に水分がたまってしまっている状態です。
特に腎臓の働き低下してくると水分が体にたまりやすくなり、むくみや喘息などの症状としてあらわれてきます。
手足が冷えやすい、下痢になりやすい、むくんでいるといったような人が水毒といえるでしょう。

本当にビールと相性が良い枝豆

枝豆には、大豆たんぱくが多く含まれていて、アミノ酸メチオニンも多く含まれていますが、このメチオニンは、アルコールの分解を助け、肝機能の働きをサポートする働きがあるので、お酒のお供に最適と言えます。

枝豆にひと工夫

枝豆に かつお節をかけると、美味しくなるだけでなく、かつお節に含まれるアミノ酸トリプトファンやビタミンB6が摂れ、倦怠感がとれてきます。