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健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

ちょっとした言葉のニュアンスの違い、直訳ミスが思わぬ誤解に

言葉のニュアンスというのは非常に難しいものです。

マンションとアパートとフラット

たとえばよく例示として出されるのが、マンションとアパートです。日本でいうと、豪華なマンション、安いアパートというイメージがありますが、アメリカでは、日本でいう豪華なマンションも、安いアパートもともに apartment になります。
イギリスでは、アパートもマンションも flat と言います。ちなみに、apartment と flat は部屋のことを指すので、アパートやマンションの建物自体を表現する場合は、apartment building とか、block of flats というような言い方になります。


和製英語は、英語学習において覚えやすいが、それも善し悪し

それじゃ、英語で mansion はというと、屋敷という意味になります。ディズニーランドにあるホーンデットマンションは、大きな屋敷ですよね。ああいったものが、英語でいう mansion になるのです。

カタカナ英語で、「私はマンションに住んでいるんです。」と言うつもりで、 I live in a mansion. などとネイティブの人に言うと、お屋敷に住んでいる富豪だと思われてしまうでしょう。
全世界で広く使われている英語ですら、アメリカとイギリスでも違いますし、また日本語とは全然違った意味になってしまいます。和製英語は英語の学習において単語を覚えるのに、覚えやすいという点がありますが、注意しないととんでもない落とし穴になったりしてしまいます。こうしたことが、一つの言葉の壁とも言えるのでしょう。

韓国で起こった誤解

最近、国会答弁で安倍晋三首相が慰安婦問題に関して新たな謝罪の手紙に関連して、 「毛頭考えていません」と答弁をしましたが、これに対して韓国のマスコミが過敏に反応して大騒ぎをしました。
えっ!? 「毛頭考えてません」のどこがいけないの? まさか毛頭だけに、ハゲと勘違いしたわけでもなかろうに。。。
これは、安部さんが発言した内容を、翻訳家・通訳が、直訳してしまったことに原因があるらしいのでる。
「毛頭考えていない」というのを「毛の先ほども」と訳してしまったから、大変である。「蔑視だ」、「侮辱的だ」と怒りをかってしまったのだ。韓国のマスコミは、興奮し起こってしまった。
もちろん、安部さんは、「まったくない」、「少しもない」といった意味で使ったのであって、韓国を蔑視するつもりも、侮辱するつもりも毛頭なかったはずである。

日本語でも、本来の意味と間違って使われている言葉もあり、間違って使われている使用方法が、本来の使用方法かのごとく主流になってしまっているものもあります。言葉というものは難しく、ましてや生活習慣も違う外国人とのやりとりは、注意しなければならないでしょう。このあたりまで相当深い知識をもっていて、しかも繊細な感覚をもった翻訳者や通訳でないと、思わぬ誤解を招いてしまう可能性があるのでしょう。