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気をつけたいフレネミー

フレネミーとは、英語でFrenemy
これは、友達(Friend)と敵(enemy)を組み合わせた合成語。
意味は、「友達を装う敵」という意味と「ライバルと同時に共である者」を表す場合もあります。

気とつけたいフレネミー

ライバルと同時に共である者という意味でのフレネミーであれば、お互い切磋琢磨し、高め合うことができる良い関係とも言えますが、問題は、「友達を装う敵」という意味でのフレネミーです。
ライバルと同時に共であるフレネミーとの大きな違いは、悪意があるという点です。
はっきりいって、百害あって一利なしであり、こんなフレネミーとは一刻も早く縁を切ったほうが良いでしょう。

フレネミーの行動

フレネミーは、表面上は友達ぶっていますが、実際は影で悪口を言ったり、批判したりしています。
そのもととなっているのが、競争心やジェラシーであり、競争心やジェラシーは、フレンドをフレネミーにする最大の要素とも言えるのです。
フレネミーの人は、他人に有利になることは小さく、自分に有利になることは何倍にもして話すことが多く、また相手を褒めているようで実はけなしているというようなしゃべり方をする場合が多いでしょう。

例えば、悪趣味な服を着ているなと思った友達に

「あなただから着こなせるのよ。私がこんな格好したら、外を歩けないわ」
これは、一見褒めているようで、よくよく考えると馬鹿にしている感じですね。これがフレネミーです。


つまり、友達の振りしながら、虎視眈々とその人が落ちるのを狙っているのです。

こうしてみると、フレネミーって表面では友達の振りをしていて、影で悪口をいったり、ねたんでいたりということで、女性同士のつきあいに多いように思われますが、男性にもこのフレネミーはいます。

ビジネス上でのフレネミー

ビジネスの世界で、「人は利用しないと損!」、「ビジネスの社会では弱肉強食が当たり前。人を踏み台にしてのし上がっていくのが常。」こんな考え方を持っている人は、フレネミーになりやすいので注意が必要です。
要するに、友達の振りをして近づいてきていますが、実際には自分の徳になる人ばかりを周りに集めて、交流を図っているのを装って、自分に有利な情報をゲットして利用するだけ利用するもので、本心はその人と本当に仲良くなろうなどとは、全く思っていません。
常に、自分にとって徳か損かでつきあう人を決めているような人です。

まあ、ビジネスの社会ともなれば、当たり前のようですが、あまり度がすぎると敬遠されることにもなるでしょう。お互いギブ・アンド・テイクがビジネスの基本ですから。

まさに国際社会の外交が、フレネミーそのもの

こう考えてくると、国際社会の外交の場がまさにフレネミーそのものでしょう。
どの国も、自国が有利になる、自国が幸せになることしか考えていません。
国際平和などと表面上はいっていますが、内心は一国平和主義でもいいと思っているでしょう。
そして、お互いの国の誹謗中傷合戦を繰り広げます。
机の上では、ニコニコして挨拶をし握手をしていますが、机の下をみると思いっきり足を蹴飛ばし合っている状態。
まさにフレネミーそのものだと思うと、なんかニコニコして握手している姿が滑稽にうつってきたりもします。