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安倍首相も読み間違えた、トランプ氏の大勝利

米国大統領選は、クリントン氏とトランプ氏が接戦の末、トランプ氏が勝利をおさめました。

完全に読み間違えた安倍首相

安倍首相は、マスコミの言うことを鵜呑みにして、クリントン氏が優勢だなどといっておきながら、読み違えている。
安倍首相も、開票当日の朝は、「意外にも接戦だな」と言っている。つまり、この発言はクリントン氏が勝つことが前提といえるだろう。
日本は、てっきりクリントン氏が次期大統領になるとふんでいて、クリントン氏と安倍首相が会っている。
一方のトランプ陣営とのパイプは無いに等しいと言われている。

環境を後回しにしTPPを前のめりする大失態

環境問題を後回しにし、TPPを強行採決させても、環境問題での日本の発言権は弱まり、肝心の米国が大反対で通らないTPPの議論を一国だけで前のめりでやっても、これは完全に国際社会から浮いている。

国際社会の動向を読み間違えた、完全なる安倍政権の失態である。

ロシアとの会談もうまくいかない?

安倍首相は、ロシアのプーチン大統領を地元の山口に招いて、北方領土問題を議論すると言っているが、スケベ根性丸出しの安部首相は、ここである程度のお土産をもらって、人気取りを使用などと思っていただろうが、大きく狂ってきた。
そもそも、ロシアは日本から経済面での援助をとりつけたいだけなので、プーチンと気が合うトランプが大統領になれば、日本に対する重要度も低下してくる。クリミア問題もロシアの内政というような形をトランプ氏が取るようであれば、北方領土問題もなおさら日本に不利にはたらく。

もらえる援助だけもらって、あとは知らんぷり、つまり Give & Take ではなく、Take & Run されてしまう可能性だってある。

アベノミクスも大打撃、国民の金を株というギャンブルにつかった罪深き安倍政権

アベノミクスとか言われていい気になっている安倍首相と、低脳日銀総裁の黒田がすすめるアベノミクスも、これで台無しだ。
先が読めないトランプ氏が大統領になることで、円高となり株がどんどん下がっていく。
つまり、日本政府が狙っていた方向とはまったく逆の方向に進んでおり、国民の貴重な年金運用まで株のギャンブルに使ってしまった安部政権の責任は重大である。
人の金を使ってギャンブルをしているようなもので、個人レベルではもう犯罪といってもいい行為だ!
これで、株で儲けていた人も、大損をして、日本の景気はどんどんと悪くなっていく。

尖閣を狙う喜ぶ中国

下手をすると、米国は面倒くさい北朝鮮問題や中国問題は、放っておいて、米国第一主義でいくだろう。
一国の大統領としては、自分の国が良ければ良いというこの考えは、大正解である。
はっきりいって、イエローモンキーの日本なんかどうなったっていいとさえ思っている。

日本は、米国様~ 米国様~ とまるで催眠術にかけられたかのように、なんでも米国追随で、言われたとおりにしているが、もうそんな時代ではない。
米国に守ってもらおうなんていうのではなく、自分の国は自分で守る。これが原則だろう。
米国にとってみれば、まずはロシア、そして中国、まあその次は白人国家でアメリカとも古いお友達のイギリスを中心としたヨーロッパであろう。
日本なんていうのは、遠く離れたアジアの一国ぐらいの扱いになるかもしれない。
そもそも、トランプ氏の演説を聴いていても、日本が好きだとは思えない。

面倒くさいアジアのもめ事は、一緒に世界を牽引していこうというロシアや中国と地域を分断して決めていこうとする可能性も十分ある。
アジアのもめ事は、中国さん、良きにはからってくれよ。
極東やヨーロッパの問題はロシアにまかせたとなる可能性だってる。
だからこそ、「米国は世界の警察とはなりえない」とまで言っている。

こうなれば、中国は遠慮無く尖閣に出てくるわ、ロシアは北方領土なんて返してやるか!となってしまう事態も起こりうる。

まさかとは思うが、米国と北朝鮮が握手?

下手をすれば、日本の安倍首相より先に、金正恩氏に会いに行き、「よし、わかった! 核保有国として認めるし、米国は北朝鮮を先制攻撃しない!」なんてことをいって、北朝鮮と仲良くしてしまうなんていう漫画チックなことすらしかねない。

なんせ、政治経験ゼロで、いきなり米国大統領というのだから、よほど取り巻きのブレインに優秀な人材を起用しないと、それこそ中国やロシアにいいようにされてしまいかねない。

 

トランプ氏の選挙戦でのリップサービスを真に受けて、過敏になるのも問題

ただ、今まで述べたことは、トランプ氏の選挙戦でのリップサービスを真に受けた場合の話であります。

もし、リップサービスでないとするならば、トランプ氏の発言の内容は、まるで中学生レベルと言われても仕方ないことばかりである
そんなトランプ氏を大統領に選んでしまった米国民の民度の低さということが浮き彫りになるだろう。

よくよく考えてみて欲しい。
「メキシコとの国境に壁を作る! それをメキシコに全額負担させる!」などということを平気で言う。
メキシコとアメリカ合衆国の国境は何kmあると思っているのだろうか。約3200kmである。
大体、日本列島が3000kmと言われていて、鹿児島最南端「佐多岬」から北海道最北端「宗谷岬」までであれば、直線距離にすると約1888kmです。
最近、ドラえもんジャイアンに良く似ていると言われているドゥテルテ大統領が飛行機に乗って来日しましたが、そのドゥテルテ大統領の国フィリピンの首都マニラから東京までの距離が約3000kmだ。

それより、長い距離を壁で封鎖するというのであるから、何年かかると思っているのだろうか、どのぐらいの費用がかかると思っているのだろうか。それをメキシコに負担させるというのだから、もう話が漫画・アニメの世界である。

こんな発言を真に受けるほうこそ、どうかしている。

大統領は馬鹿でもいい。お飾りでいい。
問題は、取り巻き、ブレインに、良識があるしっかりした人がつくかということが大問題である。
しっかりと良識をもった優秀なブレインが側近につくことを期待するしかないだろう。