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秋の味覚、栗に関する、知っていると一目置かれるトリビア

食欲の秋、秋の食材と言えば、栗を思い浮かべる人もいるかと思います。

栗ご飯、栗とご飯は相性ピッタリ

栗は、栗ご飯として食べたりしますが、実は栗とお米は相性抜群なのです。
栗も米も栄養を全身に巡らせる働きを助ける働きがあるので、相乗効果で相乗効果で体力回復効果が高まります。

栗渋の効果とは

栗は渋皮に包まれていますが、この渋皮にはタンニンが多く含まれています。
この渋皮には強い抗酸化作用があり、老化防止のほか、抗がん作用も期待されているほどです。

天津甘栗は皮がスルリとむけるのに

日本の栗を茹でて、さて食べようとすると、渋皮がくっついてしまって非常にむきにくい思いをしたことはないでしょうか。
一方、天津甘栗の栗は、指で押すだけで殻がスルリと割れて、渋皮ごとすんなりむけてくれます。
実は、渋皮が実にひっついてむきにくいのは、日本の栗、独特の性質なのです。
天津甘栗に限らず、アメリカの栗も、ヨーロッパの栗も、渋皮がスルリとむけます。
私たちが食べている日本の栗は、天津甘栗の栗とも、アメリカの栗とも、ヨーロッパの栗とも違うものです。
渋皮が取れにくい分、日本の栗は粒が大きいと言えば大きいのですが、食べにくいのはやはり難点です。

なぜ日本の栗はスルリとむけないのか

どうして日本の栗がむけないのかという前に、日本の栗もまだあまり育っていない時は渋皮がはがれやすくなっています。
しかし成長とともに、渋皮はむけにくくなってしまいます。
これは、日本の栗は生長していくにつれて、フェノールが多く作られ、これが糊のような働きをして渋皮と実の間にできてきます。
このために、日本のよく成長した栗は渋皮がしっかりとくっついてしまっているので、むきにくくなってしまいます。
ちなみに、中国の天津甘栗の栗は、フェノールを全然作り出しませんので、パカッと割っただけで、渋皮もいっしょに取れてくれるのです。

栗むいちゃいましたの栗は、どうやってむいている?

栗の皮をむくのが横着な人に人気な商品といえば、すでに皮がむいてある「栗むいちゃいました」
これは、何かの薬品をつかって皮をむいているのかと思いきや、人件費が安い中国で、それこそ人海戦術で人がむいているのです。
中国の栗だから、人の手でむいても、スルリとむけるのですね。
それにしても、人が手でむいているとは驚きです。

桃栗三年、柿八年

桃栗三年、柿八年という言葉は、聞いたことがある人も多いかと思います。
これは、桃と栗は芽生えてから三年、柿は八年で実を結ぶということ。
単なる事実を読んだだけというのではなく、資本を投じてから相当の年月を経なければ、それ相応の利益を得ることはできない、という意味がこめられているんですね。