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プレミアムフライデー? 頭の悪い政府はもう少し勉強しろよ!

まあ、全くもって、何もできない大馬鹿野郎達が、しかたなく政治屋さんをやっていると言われても仕方がないような、ひどい提案である。
これが現在の日本と言いたいぐらい、日本の政府は馬鹿そろいだ!

机上の空論ばかりこねくりまわしてないで、現実をみろ! 消費者の目線でものを見ろ! 一般人の気持ちをくめ、サラリーマンやバイトで働く労働者の視点でものを考えろ!

まったく、物の見方が単一的で複眼思考じゃない。

個人消費が伸びない 
⇒ 個人消費を伸ばそう
⇒ そうだお金を消費させる時間を作ればいい
⇒ 個人消費が伸びやすいのは、給料日のあとの週末だろう
⇒ よし! 給料日のあとの週末に、買い物する時間を作ってやろう!

どうせ、こんな単一的な、小学生レベルの稚拙な考え方なのだろう。机上の理論では、確かにこういう考え方もあるが、そこには一番肝心な消費者の心理、消費者の視点というものが欠落している。 

要するに、他人の立場になって物事を考え、想像する力が全くない! ゼロ!だということだ。
これに、政府の太鼓持ちをやっている経団連がひっついているからやっかいだ。

経団連と政府はグル

そもそも、経団連などは大手の輸出メーカーが主体で、こうした経営者たちが、円安のほうが海外で商売をやりやすいことから、日本政府を扇動し、円安株高にしようとあの手この手と悪手を繰り出し、日本経済をどんどん悪くしている。

一般人なんてどうでもいい、大企業の金持ちさえ儲けりゃいいという構造

それは、円安株高になれば、あんたらはいいだろうよ!(輸出で儲けている大企業)
でも、円安ということは、平たくいえば国際的に日本の円の価値がどんどん下がっているということになる。
普通は、円高のほうが、つまり円が強いほうがいいはずだ。
特に日本みたいに資源もないし、食料自給率も低い国にとっては、円安になると、石油などの原料や、農産物を海外から買うのに、それだけ多くのお金が必要になり、国内の中小企業の経営を圧迫するだけでなく、ガソリン代や食料品の高騰をまねき、消費者の日常生活を非常に大きく圧迫する。
喜んでいるのは、株を買っている一部の投資家と、大企業に勤める経営者だ。

いよいよ血迷ったか? プレミアムフライデー

プレミアムフライデーは、アベノミクスの大失敗を国民にひた隠すための目くらまし政策である。
要するに、毎月最終金曜日をプレミアムフライデーとして、午後3時に終業とするのである。
最近、電通をはじめとした過労死問題が話題となっているが、この過労死を防ぐための政策かと思いきや、なんと落ち込む個人消費にてこ入れをしようと、力強い個人消費の実現のため、またデフレ脱却を目指すための消費喚起策の目玉というから、笑ってしまう。

全くもっての馬鹿さ加減に、開いた口もふさがらない。

月に1度、しかも週末の金曜日を1日、午後6時まで働いていたところを、午後3時までとして、3時間就業時間を短くしたところで、どれほど消費があがるというのだろうか?

経団連は、会員企業にも、月末の金曜日は遅くとも午後3時ぐらいには退社して、社員が映画鑑賞や外食、泊りがけの旅行など特別な時間を過ごしてもらえるよう呼びかけていくようであるが、そううまくいくのだろうか。。。

時間がないから金を使わないんじゃない! この根本がわかっていない愚かな政府

お金を使わないで節約志向にどっぷりそまってしまっている若者。
フリーのゲームなど、あまりお金をかけずに楽しむ術を心得ていて、将来のお金にも不安をもっているこの世代が、月末の金曜日、3時間時間が空いたからといって、お金を使うだろうか。
せいぜい、格安のレンタルビデオでも借りて観るか、家にさっさと帰って、自己啓発するなり、テレビを観るなりしてしまうのがおちだろう。
デフレで安売り合戦の味をしめた主婦やサラリーマンたちは、将来の年金や社会保障の不安などから、なるべく余計な金は使わず、あったらいいなぐらいのものは絶対に買わない。どうしても安いものは、いろいろと店舗を調べまくったり、ネットをみて、一番安く売っている店をさがして、しかもポイントがどのぐらいつくかも計算して、少ないお給料をやりくりする。

お金持ちの政府関係者や、経団連のお偉いさんみたいに、お金を吐いて捨てるほどもってる奴らに、こうした一般人の感覚はわからないのだろう。

時間がないから消費しないんじゃない!
将来が不安だから、お金がないから、高齢になってきているから、だから消費しないのだ。
このことが、政府は全くわかっていない。

時間がないから消費しないというのは、高度経済成長期のことを考えれば、全くの間違いだと誰にでもすぐにわかる。

そもそも、日本経済が高度成長していたときは、土日も仕事していたなんていう世代もあったと思うが、モウレツ社員などという言葉もあったくらい、消費する時間もないくらいに働いていた。
それでも、消費は堅調だった。

将来への見通しも明るく、夢があり、人口もどんどん増えていた時代、結局、時間があるから金を使うだろうという発想自体が、幼稚すぎる。

景気が悪く、ストレスが多く、高齢化が進んだ元気がない社会
金曜の夜に遊んでお金を使おうなんて元気な人は少ない
政府よ、まだこんなこともわらないのか!

なぜ月末の金曜日?

プレミアムフライデーは、サービス業みたいなものは、休めるわけないし、バイトだって、休めない。
結局は、お金をもった大企業の社員だけが、金曜日も時間的余裕ができるっていうだけのもの。
そのしわ寄せは、一般の企業や労働者にいくだけだ。

政府の考えは、週末の金曜日というと、給料日の後であるから、お金を比較的使ってもらいやすいというもくろみだろうが、これ働いている人の立場で考えると、非常にいい迷惑なのである。
まあ、プライドだけ高い馬鹿の集団である苦労知らずの政府関係者には、一般企業などで勤める人の苦労などわからないだろう。
働く者からすれば、月末の決済が迫っているとき、少しでも時間が欲しいところ。
できれば、土日も仕事をしなければ間に合わないという人もいるかもしれない。そんな時に、土日どころか、金曜日も3時で終わり!なんてことをやったら、その前後のしわ寄せが、さらにひどくなる。前日の木曜日や、休み明けの月曜日は、大残業しなければ仕事が終わらないなんていう人も出てきそうである。
だいたい、月末は忙しいものである。
ましてや、四半期末にあたる月末はなおさらである。

正直言って、週末の金曜日、3時に帰れ!なんていうのは、働くほうからしてみれば、迷惑なだけの話なのだ。

政府も、経団連も、もう少し、大企業の社員や役員のことばかりでなく、一般企業に勤める普通の労働者、消費者の視点でものをみることをしないといけないのではないだろうか。