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男の浮気は、性格のせいじゃない! 男の半数近くは浮気性という真実


男は浮気をする動物?

日本は一夫多妻制度ではありませんが、一夫多妻のところもあります。
話を動物にたとえてみると、オットセイの雄などは、自分の子孫を多く残すために、複数のメスと交尾をします。ボスになれるような強い雄は多くのメスと交尾することができます。
これは、人間に比較的近いとされるサルでもみられます。いわゆるボス猿は、まわりにメス猿をはびこらせて、いわゆるハーレム状態になっていたりします。

男の浮気は許せない!

確かに、女性からしてみれば、男の浮気なんか許せないということになるのですが、例えばゲスの極みの川谷さんなどは、「自覚が無い」、「不誠実」、「異性にだらしがなさすぎる」と叩かれていました。
確かに、その通りだと思いますが、どうもこの異性にだらしないということは、本人の性格とは関係ないところに原因があるようなのです。

医学博士で、脳科学者でもある中野信子さんによると、、“男性は遺伝的に「一人のパートナーに落ち着くタイプ」と「浮気しがちなタイプ」に約6:4の割合でわかれる”らしいのです。
参考:『人生がときめく脳に効く言葉』(中野信子著)

男の浮気は、性格のせいじゃない?

6:4ということは、男性の半数近くは、浮気遺伝子を持っているということになり、浮気性は性格というよりも、先天的問題とされています。
この浮気遺伝子を持っている人には、脳内麻薬であるドーパミンをより多く求める性質があり、快楽におぼれやすくなっています。
そして、このドーパミンを脳内に放出させるために、スリルを探す欲求が強く、一人の異性を一途にというよりも、多くの異性を求めてしまうようになります。

浮気遺伝子をもっているかは、どうやってわかる?

遺伝子を検査すればわかるのでしょうが、おつきあいする前に、「浮気遺伝子があるかどうかチェックしてください」とも言えるわけがありません。
しかし、なんとなく見分ける方法はあります。
浮気遺伝子を持っている男性は、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が活発です。
したがって、筋肉質で、やせ型、仕事もバリバリこなすような、男性的で精力的なタイプの人は、浮気性である可能性が高いというわけです。
ということは、肥満体質で、脂肪ブヨブヨで、仕事はそれほどできない、いわゆるダメ親父タイプの人は、浮気性である可能性は低いとも言えるのかもしれません。


浮気性の彼氏への処方箋

というわけで、浮気性は彼氏の性格という問題より、もう先天的問題、つまり遺伝子レベルの問題であり、どうしよもない部分があります。
それでは、筋肉質でやせ型で精力的な浮気性の男性を彼氏にもってしまったら、浮気に耐えたり、あきらめたりしなければならないのでしょうか?
実は、浮気遺伝子をもっている人は、常に新しい刺激を求めています。
つまり、ドーパミンを脳内に放出させるために、スリルを探す欲求が強く、それが浮気につながるのですから、つきあいの中でマンネリ化を防ぐことをすれば、スリルを探す欲求が満たされるので、別に浮気をする必要もなくなってくるのです。