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SMAPを利用して鍛える、ビジネスにも必要な客観的思考

いろいろと事を進めるときに、必要となってくるのが客観的思考です。
そして、これはビジネスの場面でも役に立ちます。

客観的思考とは

客観的の反対は、主観的ということになりますが、それでは客観的思考とはいったいどういうことなのでしょうか?
主観は、自分の主観により物事を見ることになりますが、客観的思考は、ひと言で言うと、自分の中に他人の目を持つということになります。
そのためには、まず自分を肯定的に見ることをやめることが大切になってきます。
物事というものは、主観にこだわっていると全体を見通すことが難しくなってきてしまいます。
なぜならば、人間は自分に不都合な事柄には目をそむけてしまいがちだからです。

客観的思考をトレーニング

客観的思考は、いろいろなクイズなどを解くことによって鍛えられます。
例えば、次のようなSMAPクイズを解くことによっても鍛えられます。
予断や偏見にとらわれていたのでは、クイズ(問題)を解くことはできません。1つ1つの事実を積み上げていく客観力が試されることになります。

客観力を鍛えるSMAP問題

SMAPのメンバー、中居さん・木村さん・稲垣さん・草薙さん・香取さんの5人が集まりました。
このSMAPのメンバーのうち、2人は絶対にウソをつかない正直ものです。
しかし、残りの3人のメンバーは平気でウソをつきます。
もちろん、5人誰もが自分はウソつきだなんてことは言いません。
そこで5人の会話を聞いてみました。

さて、5人の中で誰がウソつきなのでしょうか?

中居さん 「木村君はウソつきだ! ウソばかり言っている」
木村さん 「いいや、それは違う。 中居君こそ大嘘つきだ。」
稲垣さん 「私は、草薙君がウソつきだということを知っていますよ。」
草薙さん 「木村君と香取君は正直者ですよ。」
香取さん 「中居君と稲垣君が、ウソばっかり言って困ってるんだ。」

さて、この5人のメンバーでウソをついているのは誰でしょうか?

※5人ということで親しみやすいということからSMAPのメンバーを例に出しましたが、あくまでもこれは問題で、実際にSMAPのメンバーがウソつきとかいうことではありませんので、ご了承ください。

客観力を鍛えるSMAP問題の解答と解説

さて、ウソをついているのは誰だということですが、正直者は2人ということから、ウソつきは3人いることになります。
このような問題は、仮定のもとに考えていくと非常に解きやすいのです。

まず、中居さんが正直者だと仮定してみましょう。
中居さんが正気者であれば、当然木村さんはウソつきになります。
そして、木村さんを正直者と言っている草薙さんもウソつきになります。
中居さんのことをウソつきと言っている香取さんもウソつきになります。
最後に稲垣さんの言葉は、草薙さんをウソつきといっているので、中居さんの言葉とは矛盾せず一致しています。
つまり、中居さんと稲垣さんが正直者で、木村さん、草薙さん、香取さんがウソつきとすれば、つじつまが合います。

さらに裏をとります。
それじゃ、木村さんが正直者だと仮定すると、当然中居さんはウソつきになります。
木村さんのことを正直者といっている草薙さんも正直者ということになります。
そして、もう一人、中居さんをウソつきだと言っていて木村さんの発言と一致している香取さんも正直者ということになります。
つまり、正直者が木村・草薙・香取の3人になってしまい、2人ではなくなってしまいますので、この仮説は間違いだということになります。

それじゃ、次に稲垣さんを正直者だと仮定しましょう。
稲垣さんが正直者なら、草薙さんはウソつきで、木村さんと香取さんもウソつきになり、中居さんは正直者ということになります。この結果は矛盾しておらず、正直者は中居さんと稲垣さんの2人ということになります。

このように、草薙さんを正直者と仮定した場合、香取さんを正直者として場合も検証すれば、正直者の2人は中居さんと稲垣さんになります。
従って、ウソつきは、木村さん、草薙さん、香取さんということになります。