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相手の心に響く褒め方

相手の心をつかむ褒め方とは

私たち人間は、よほどのひねくれ者でもないかぎり、褒められると嬉しいものです。
そして、自分を褒めてくれた人に対して好意をもつようになります。

ただ褒めれば良いというものでもありません
自分を褒めてくれた人に好意をもつということを悪用して、自分を気にいってもらおうと心にもない歯の浮くような台詞を言って褒める人もいますが、相手がよほどの馬鹿でもない限りは、そういって見えすいた褒め言葉は見破られてしまうでしょう。

どうせ褒めるなら、きちんと心から褒めることはもちろんですが、褒める内容も考えると良いでしょう。

人間はどんなことを褒められると嬉しいのだろうか

褒められて嬉しいことは人によって違います。
よく美人の人に、「君って綺麗だね!」なんて褒めても、褒められなれていることもあり、「ああ、またか」と思われるだけかもしれません。
人によって、化粧のセンスを褒められると嬉しい、体型を褒められると嬉しい、服のセンスを褒められると嬉しい、頭の良さを褒められると嬉しい、性格の良さを褒められると嬉しいなど、褒められて嬉しいポイントが違ってきます。

特別な存在と思わせる上手な褒め方とは

心理学の世界ではジョハリの窓という概念があります。
どういうことかというと、自己を4つに分けた概念です。

①自分も他人も知っている自分
②他人だけが知っている自分
③自分だけが知っている自分
④自分も他人も知らない自分

このうち、人が褒められて最も嬉しく感じる部分とはどこでしょうか?

その答えは、他人は知っているけど、自分では気づいていない自分
なのです。

人は、自分でも気づいていない部分について褒められると、「自分にそんなところがあったんだ」という驚きとともに嬉しく感じるものなのです。
だから、イケメンにかっこいいといったり、美人に綺麗だねなどといっても、これは自分も他人も知っている自分ということになるので、嬉しいかもしれませんが、それほど喜ばないということになってしまうのです。

男女では褒め方が違う

男女での性の違いということを考えて、男女では喜ぶ褒められ方が違うと言われています。
例えば、外見を褒める場合でも、男性を褒める場合は、かっこいい~!と全体をざっくり褒めた方が、細部を褒めるよりも好感を持たれる可能性が高いと言われています。
一方、女性を褒める場合は、ざっくりとではなく、細かい部分、つまり、美人だね! 綺麗だね!などと褒めるのではなく、目が綺麗だね!といったようにより細分をきちんと褒めた方が好感を持たれる可能性が高いと言われています。