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平均寿命だけでなく健康寿命を延ばすロコモ対策

 私たちの永遠のテーマともいうべきもの問題の一つに『健康』があります。

よく言われるのが健康寿命というものです。
健康寿命』は、WHO(世界保健機構)が2000年に提唱したもので、ただ単に長生きをするのではなく、いかに健康に生活できる期間を延ばすかということが注目されています。

日本では、男女とも平均寿命が80歳を超える時代になってきましたが、平均寿命と健康寿命の差、つまり支援や介護を必要とする期間が、男性で8.84歳女性で12.35歳もあるということになります。

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健康寿命を延ばすロコモ対策

 

健康寿命を延ばすということでいうと、ロコモ対策があげられます。

ロコモは、ロコモティブシンドローム(運動器症候群)の略で、高齢になってくると骨や関節、筋肉などの運動器が衰えてきて、それが原因で歩行や立ち座りなどができなくなり、日常生活に支障をきたすようになります。

さらに進行すると、要介護や寝たきりといったように支援や介護が必要となるリスクが高くなっていきます。

 

ロコモ対策って何歳か意識すればいいの?

 

ロコモ対策なんて、70歳になってから考えればいいやなんて思っていると大間違いです。

なぜならば、骨や筋肉はすでに40歳を過ぎることから衰え始めてきているのです。
さらに50歳を過ぎると急激に低下していきます。

つまり、ロコモ対策を考えるのであれば、早い方がよく、40歳から意識を持つことが大切です。

 

ロコモ対策は運動だけじゃない

 

ロコモ対策というと、運動をして筋肉を鍛えればいいということで、一生懸命スポーツジムに通い、体を鍛える人がいます。

これは非常に良いことで、体を支えたり動かしたりするこおによって、筋肉や骨は強くなっていきます。

しかし、それだけではなく、その骨や筋肉を作る材料ともなるべき栄養もきちんと食事から摂らなければなりません。

ロコモ対策の食事とは

 

ロコモの予防は、運動器の機能を維持することが大切になってきますが、そのめには、「5大栄養素」である炭水化物、脂質、たんぱく質、ビタミン、ミネラルを毎日3回の食事からきちんと摂ることが理想になってきます。

良く言われていることですが、主食(米・パン・麺類)、主菜(肉・魚・卵・大豆製品)、副菜(野菜・きのこ・海藻・いも)、牛乳(乳製品)、果物でメニューを組み立てるようにします。

毎回とは言わなくても、少なくとも1日1回はメニューを揃えるようにします。
例えば、朝や昼に野菜がとれない場合は、夜にしっかり野菜や果物をとったりすると良いでしょう。野菜をたくさん入れたみそ汁でも良いでしょう。

骨を強くする食事

 

骨といえばカルシウムで、カルシウムを多く含んだ食材はもちろんですが、カルシウムが効率よく腸から吸収するのを助けるビタミンDや、骨の形成維持に働くビタミンKも大切です。
骨の材料はカルシウムだけでなく、たんぱく質も必要となります。

筋肉を強くする食事

筋肉といえばタンパク質ですが、タンパク質のほかにもエネルギー源となる炭水化物や脂質、タンパク質の働きを助けるビタミンB6などもしっかりと摂るようにします。