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制服・ユニフォームと色の関係

 

制服・ユニフォームと色の関係 制服というと、昔は一般の企業でも女子社員などの制服がありましたが、最近は民間の企業では制服を義務化しているところは少なくなってきているようです。

そうはいっても、制服は学生はもちろん、警察官やガードマン、銀行員をはじめ、いろいろな制服がありますし、サッカーや野球などのスポーツのチームにもユニフォームがあります。

色のイメージ

制服の色はさまざまですが、警察官やガードマンは濃い紺色のものが多くなっています。

これは、人間の行動に及ぼす色彩の色と深く関係をしています。 色彩が及ぼす心理的効果については、いろいろと言われています。

一般的には次のように言われています。
白 : 清潔・純潔・解放感・純真
黒 : 重厚・格調・風格・威厳
赤 : 情熱・興奮・怒り・積極性・躍動性
青 : 冷静・清潔・爽快感・解放感・鎮静
黄 : 注意・愉快・幼児性・無邪気・明朗
緑 : 自然・休息・息吹・新芽・安心・平和
桃 : 恋心・かわいい・愛・甘え

制服の色と心理

警察官やガードマンの制服をみると、だいたいが黒~濃い紺色をしています。
これは、威厳や厳格さをイメージさせる色になっています。

警察官の色がピンクだったことを想像すると、とても違和感があります。かわいい警察官といって泥棒からなめられてしまいかねません。
テレビに出てきているミニスカポリスなどは、本物の警察官とは違いますので、明るい青ピンク色でよいのです。

婦警さんでも、着ている制服がもし、違った色だったら・・・

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結構イメージ変ってしまい、威厳がなくなってしまいます。

企業の謝罪会見に出てくる社員のスーツの色

最近は、企業の謝罪会見も多くなってきているように感じますが、謝罪会見に出てきてる社員のスーツの色をみると、たいていが黒~濃い紺色のダークスーツになっていると思います。

もし、謝罪会見に、役員陣が白~薄い色のスーツででてきたら、イメージとして軽く感じてしまい、反省していることが伝わらなくなってしまいます。

このくらい、色というものは、人に与えるイメージが大きいのです。

同じ重さなのに・・・

面白い実験があるのでご紹介します。
まったく大きさも重さも同じ段ボールを3種類、色だけ違うものを用意し運んでもらうというものです。 色は、薄緑の3色。

その結果、同じ大きさ重さにもかかわらず、運んだ人の多くが、黒の段ボールを重く感じ、白のダンボールを軽く感じ、薄緑はその中間という結果が出たのです。

これも心理的に、黒は重厚なイメージだから重い、白や明るい色は軽快で軽いというイメージからきているのでしょう。

店の回転率を上げる色ってあるの?

店を経営している人だと、お客様の回転率というのも気になるところですが、店内の色によっても回転率が変わってくることがわかっています。

赤系茶系といった色は、滞在時間を長く感じさせる効果があることから、回転率をあげるために、店の色を暖色系を中心にするといったことも行われているようです。