健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

ニコチン酸アミドが皮膚がんのリスクを減らす

ペラグラなどのナイアシン毛武闘賞に効果があるニコチン酸アミドが皮膚がんのリスクを軽減するという研究報告が、オーストラリアのシドニー大学皮膚科教授らのグループにより研究報告されました。


ニコチン酸アミドが皮膚の細胞エネルギーを高めることで、DNA修復を促進し、皮膚の免疫系が強化されることがわかりました。


免疫系が抑制された人は、通常の人に比べ、50倍も皮膚がんの発生リスクがあると言われています。

 

実際に、シドニー大学では、2種類以上の非黒色腫皮膚がんがある高リスク患者400人を対象とし、ニコチン酸アミドと投与した群と、プラセボの群に分けて臨床試験を実施しています。

 

試験期間は1年間で、ニコチン酸アミド又は偽薬を1日2回、服用しました。

その結果、ニコチン酸アミドを1年間服用した群は、プラセボの群と比較して、新規の非黒色腫皮膚がんの発症率が23%も低かったことがわかりました。
また、がんになり得る皮膚の厚い鱗状の斑も3ヵ月で11%、9カ月で20%と減少していました。

 

これはニコチン酸アミドの服用を止めると効果が見られなくなっています。