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人格者は無益な言葉を発することはない

「人格者は無益な言葉を発することはない」

 
これは、臨済宗の開祖と言われ、平安時代から鎌倉時代にかけての名僧である栄西(えいさい)の言葉です。
これは、中国の宋に二度もわたって、仏教を学んでいますが、禅の興隆にも努めました。

 

この言葉に出てくる『無益な言葉』とはいったいどういったものを指すのかというと、一言でいえば「マイナスの言葉、ネガティブな言葉」ということになります。
実際に、栄西は、「前向きに生きている人格者は、そういった言葉を口にしない」と言っています。

 

ついつい私たち凡人は、弱いもので、飲み屋で会社の愚痴をいったり、女子会で上司の悪口をいったり、主婦同士の集まりで旦那や子供のことを愚痴ったり、愚痴だでてしまうものです。

 

また、ついつい無意識のうちに、「あー、つまらない」、「面白くない」といった-の言葉を口にしてしまったりしますが、そうして口にすると、ますます心がネガティブになっていってしまいます。

 

すると、「つまらないのは仕事にやりがいがないからだ」、「面白くないのは休日に遊びに行けなかったからだ」というように、日常生活が不快に感じられるようになってしまいます。

 

これを逆に考えてみてください。

 

「仕事が楽しいのは、いい上司や同僚にめぐまれ、やりがいのある仕事をしているからだ」、「楽しいのは、毎日自分の好きな音楽が聴けるからだ」と言うように考えていくと、日常生活がすべて楽しく思えてきます。

 

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日頃からぶつぶつど愚痴ってばっかりだと、運も逃げてしまうということになります。

 

どうせなら、ポジティブな考えで、マイナスではなくプラスの言葉を口にする習慣を身につけ、人生を楽しくしていきたいものです。