健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

紫陽花(アジサイ)いろいろ豆知識

鮮やかな七変化

 6月と言えば梅雨、そして梅雨と言えばよく似合うのが紫陽花(アジサイにかたつむり。
うっとおしい梅雨に、鮮やかに変化する花を咲かせて、楽しませてくれる人気のある花です。
このアジサイ、その原産は実は日本です!

ということで、今回は紫陽花(アジサイ)についてのウンチクを。

 

昔、♪大和撫子七変化~ というキョンキョンの歌がありましたが、国語辞典で「七変化」と引くと、「アジサイの別名」という記載があります。

 

そのとおり、紫陽花(アジサイ)の花の色は、いろいろ1つの花でも変化していきます。うすいくすんだ緑色、赤色、白色、ピンク、紫、青、黄色がかっているもの、とにかくバリエーションに富んでいます。まあ、色がついているのは本当は「萼(がく)」で、花はその中の小さな点のような部分なのですが。


(参考)

あじさい 1

土壌のリトマス試験紙

 ウンチクのその中で有名なのが、アジサイの花色は、土の酸性度によって変わるということで、これにデルフィニジンと言われるアントシアニン系の色素が関係していることは良く知られています。酸性の土壌だとアルミニウムが良くとけ、アントシアニンと結合し青色に発色し、アルカリ性の土壌だとアルミニウムが吸収されないためピンク色になります。アジサイは土壌のリトマス試験紙というべきでしょうか。

アジサイ花言葉は移り気、それとも強い愛情?

アジサイ花言葉は、七変化することから、ころころと色がカメレオンみたいに代わり、それが節操のなさにつながり、「移り気」という花言葉になっていて、武士の間では嫌われたという話もあります。


七変化の鮮やかさ、花言葉の移り気、そんなことから、よく歌の題名としてもアジサイは登場しています。


古くは石原裕次郎の「あじさいの歌」、アリスの「紫陽花」、そしてスピッツの「あじさい通り」などの歌があります。

 

一方、紫陽花(アジサイ)には、「強い愛情」という花言葉もあります。
えええ?  移り気なのか、強い愛情なのか、いったいどっちやねん! とツッコミたくなる人もいるかと思いますが、
七変化とは別に、アジサイの小さい花がよりそって、 一つの美を作り上げているところに、日本人らしい、相手を想い寄り添う気持ちということから、強い愛情というものが連想されるのかもしれません。

アジサイと水の深い関係

 アジサイと言えば6月の花、そして6月と言えば梅雨、梅雨といえば雨、雨といえば水・・・ 
なんか連想ゲームみたいになってしまいましたが、アジサイ属(Hydrangea)は、ギリシャ語の水瓶が語源と言われています。
Hydrangeaのつづりを良くみると、hyrogen(水素)、hydro(水関連の接頭語)と関係がありそうなつづりになっています。

 

 

ハチミツ

ハチミツ