健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

チーム打率2割3分でも首位にいる巨人、若手が伸びるDeNA


いよいよ、交流戦も終わり、今日からまたプロ野球が始まります。


4月、5月絶好調だった中畑監督率いるDeNAは、交流戦に入る少し前に、当時三冠王だった4番筒香選手がケガをしたこともあってか、交流戦で大きく負け越し、10連敗から現在はセリーグ2位になり、現在のセリーグ首位は巨人になっています。

 

2015年の巨人の今までの戦いかたをみると、まさに猫の目打線。
何しろ、開幕から3日連続して同じオーダーがないというくらい毎日打線が入れ替わっています。トップバッターだけを見ても、金城、橋本、長野、坂本、立岡、大田、松本哲と7人ものバッターが打っています。下位打線ならばまだしも、1・2番もよく入れ替わっています。

相手ピッチャーやその時の調子によって、1・2番を入れ替えるというのは、いろいろなチームがやっているのでそういう戦いかたもあるのでそうが、3・4・5番のクリーンアップは、特に3番と4番はケガでもなければコロコロかえると打線が落ち着かなくなってしまいます。

 

中軸もコロコロ入れ替えて、もがき続けている巨人、そのチーム打率は、交流戦終了後では2割3分8厘でリーグ5位。正直、このチーム打率で首位に入れるセリーグってどんだけーーー? という感じもします。

 

長野は首位打者をとったこともあり、また最多安打もあるタイトルホルダー、坂本も長野とともにシーズン最多安打のタイトルをもっています。しかもこれに村田や阿部がいる打線は、名前からしてもすごい感じはするのですが、どうにか奮起をしてもらいたいところです。

 

DeNAが好調だった理由は、やはり中軸がしっかりと固定されていました。1番の石川、3番梶谷、4番筒香、5番ロペス、6番バリディリスといった打線の核となる1・3・4・5番に加え6番はほぼ固定で戦ってきました。やはり真ん中がどっしりとした打線は安定感があります。DeNAの場合は、打線はいいのですが、投手陣のレベルアップも図りたいところでしょうか。

 

石川にしても、梶谷にしても、今年大化けした筒香にしても、今売り出し中の飛雄馬あたりにしても、中畑監督ががまんして使ってきた選手、ようやく芽が出始めたというところでしょうか。若手にチャンスを与え、多少ミスしても打てなくてもがまんして使っていくということも大切でしょう。

 

巨人をみてみると、交流戦後初の東京ドームでの中日との3連戦、スタメンを公表しています。

1(中)長野
2(二)井端
3(右)亀井
4(遊)坂本
5(一)阿部
6(三)村田
7(左)アンダーソン
8(捕)相川
9(投)菅野

ケガの阿部を一塁にし、下半身の故障が回復した村田を組み込み、「リ・スタート打線」と命名した。確かに名前をみると超重厚打線ですが、交流戦では、苦労人堂上や、若手の大田などの活躍もありました。

もう少し若手にチャンスを与えても良いのではないかと思います。

なんか、確かにネームバリューは凄いのですが、「おっさん打線」という感じもしてしまいます。

 

ここ3年、成績は5位や6位でしたが、着実に多くの若手が育ってきているDeNA、一方優勝やAクラスできている巨人は、若手がまだまだ育っていません。
移籍した矢野選手が日ハムで大活躍していたりするのは、選手をうまく使いきれていなかったのかもしれません。

 

今年巨人で活躍が目立ってスタメンに定着してきたなと思われるのは亀井ですが、年齢からいくともう若手という年齢でもなく、もともと他球団に行けばスタメンで出場できるくらいの力があった選手で、育ってきたという感じではありません。

 

優勝を義務づけられている常勝軍団巨人は、若手を育てる余裕があまりないのかもしれません。