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偏差値100とは、どんな天才?

日本の教育のあり方

 

つめこみ教育、偏差値教育をやったかと思えば、今度はゆとり教育と、いろいろ教育についても議論されています。

まあ、学校で習うことなんかは、英語の読解の基礎、四則演算、当用漢字を除いたら、日常生活はもちろん、社会に出てからのビジネスにもあまり役に立ちません。

理系に進みたいやつに、無理やり日本史を教えても、大河ドラマをみるときの多少の知識になるくらいだし、世界史なんかにいたってはほとんど関係ありません。まあ外国人と会話するときにその国の歴史のことを多少知っているということは大切かもしれませんが、理系の人間がそんなに覚えてられるとも思えず、そんなことは会う数日前に、歴史の参考書のA4で2~3枚にまとめられた重要ポイントでもサッと眺めておけば、とりあえずのマナーにはなるでしょう。文系の人に難しい数学を教えたり、頭が痛くなるような化学式を無理やり覚えさせたところで、すぐに忘れてしまうだろうし、もし科学系の記事を書く仕事であったとしても、素人目線で書くのであれば、その時になって本を読んでも遅くはないでしょう。

それよりも、パソコン使い方、社会のしくみ、起業の仕方、ネットビジネス、プログラミングなんかを教えたほうが、よっぽど無駄がなくていいのではないかと思います。

大学受験の時に一生懸命覚えた歴史や地理、生物や化学は、日常生活ではほとんど役に立ちません。必要な専門科目や基礎科目は、大学に入ったり、就職してから覚えればよく、どちらかと言えば、社会に出てから役に立つ知識は、大学入学後や入社後に得た知識ばかりです。

まあ、高校のときにいろいろな勉強をやるのは、興味がないことでも取り組む忍耐力をつけるためとか、自分に興味ないことや苦手なことにもチャレンジして、理解できるだけの読解力とまとめる能力を身につけるためで、それはあらゆる分野に通じるという人がいます。

まさに役に立ったといえば、こういった面では役に立っているのかもしれません。

 

偏差値とは

 


ところで、子供のお受験で予備校などをみると大学別に偏差値を出していたりします。
人の評価尺度は偏差値だけではありませんが、入学試験の合否予想のために、学力偏差値が主流としてとりあげられています。

偏差値は、(個人の得点ー集団の平均点)を標準偏差で割って10をかけてから50を加えることで計算されます。

偏差値 = {(個人の特定-集団の平均点)÷標準偏差×10}+50

まあ{ }は不要ですが、いちおう誤解のないために入れてあります。

ちなみに偏差値だと自分が上位・下位どのぐらいのレベルにいるかということがわかってしまいます。

偏差値60以上だと、全体の中の上位15.866%に入っているということになります。
逆に偏差値40以下だと、全体の中で下位15.866%ということです。

偏差値70以上だと、全体の中の上位2.275%
逆に偏差値30以下だと、全体の中で下位2.275%ということになります。

つまり偏差値70の人は、100人テストを受けた人の中でベスト3には入ることになります。

まあ、これが偏差値80以上ともなると、0.13499% まさに天才レベルですね

 

偏差値100とは

 


偏差値100以上ってあるの? ということになりますが
理論上は、全体の上位0.00002%ということになります。

大切なのは、人の評価尺度は偏差値だけでは図れないという、ごく当たり前のことです。
でもたまに、このごく当たり前のことを忘れてしまう人がいるから困りものです。