毎日ウォーキングしてても、骨折してしまった理由とは?
ダイエットや動脈硬化予防にも有効なウォーキングング
健康の一つであるウォーキングは、負荷をあまりかけず、子供から年輪を重ねてきている方にまで、誰でも簡単にできるものとして最近人気を集めています。
スポーツジムにいっても、トレッドミルは人気で、横一連に並んだ何台ものトレッドミルは全て埋まり、みんなそのベルトの上を歩いています。
中には走っている人もいますが、結構ウォーキングをしている人もいます。このウォーキングを行うことで、健康になるというメッツ健康法というものが、知られるようになりました。
隣の人となんとか会話できるレベルで、1日8000歩から1万歩ウォーキングすることで、足腰が鍛えられ、有酸素運動による脂肪燃焼も期待でき、NOが生成することから動脈硬化の予防にも効果的と言われています。
毎日1万歩いていたのに骨折したその理由とは?
メッツ健康法でも奨められているのが、毎日8000歩から1万歩を歩くというものです。
ところが、毎日1万歩きちんと歩いていたのに、骨粗鬆症になり骨折しまった人もいます。
えええ~~~ なんで~~~
だって、毎日1万歩も、大変な思いをして歩いてたのに骨折しちゃうなんて。。。
毎日1万歩だよ! 本当に ”骨が折れる” んだからねっ!
と、ツンデレ風に、小咄をしている場合ではありません。
実は、この人は老舗旅館の女将だったそうですが、着物姿のまま1万歩も歩いていたそうです。
もう、足袋がすりへちゃって、すりへっちゃって・・・ 歩く ”たび” に、すり減っちゃうのよ!
まあ、足袋が大変なのもわかりますが、問題は足袋ではありません!
何がいけなかったのかというと、その歩き方に原因がありました。
これは避けたい! 1日1万歩が、ただの骨折りになる歩き方とは
さて、いけない歩き方の原因は、着物に足袋姿。 こんな格好では、大股でバンバンと速くは歩けません。
自然と着物のため歩幅は狭くなり、しかもすり足になっていってしまいます。するとどうなるか。。。
足の上下運動がほとんどない状態で歩くことになります。これでは、中強度どころか低強度の運動になってしまいます。もちろん骨には物理的負荷があまりかからないので、カルシウム不足になりがちです。
メッツ健康法でも推奨されている歩き方は、速歩できちんと足をあげて歩くことです。お腹を引っ込めて、背筋を伸ばして、腕を振って、大きな歩幅で、サッサと歩いていく歩き方です。
万歩計を持って、1日の歩いた歩数ばかりを気にする人もいます。
歩数は確かに重要な要素ですが、何歩歩いたかより、どうやって歩いたかが重要です。すり足で低強度の運動では、ムダとはいいかせんが、速歩で歩くよりも効果が期待できません。
そこで、しっかりとどの程度の運動強度で歩けているかをチェックできる生活習慣記録計がお奨めです。
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