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調布の飛行機事故、横田基地オスプレイも他人事じゃない

ド素人の遊覧飛行や不慣れな米軍のオスプレイは飛行中止にすべき

 

先日、調布飛行場の近くの住宅密集地に、小型飛行機が墜落して、3人の尊い命が失われてしまい、それ以外にも大やけどを負うなどの負傷者がでました。

いろいろな報道がされていますが、正直、航空会社の旅客機や自衛隊機以外はいたずらに街中を飛ぶなと言いたい。
つまり、ド素人が操縦したり整備したりするから、今回のような事故が後を絶たないのだと思う。

運輸安全委員会によると、年間の航空事故件数は、十数件から三十数件となっています。これを少ないか多いかは、人の主観になると思いますが、たとえ1件でも航空事故は大事故につながり、多くの人を巻き添えにするということを認識しなければなりません。

操縦してた人が、未熟で事故を起こし、巻き添えをくらった人間はたまったものじゃない。ましてや、事故を起こさなくても、遊覧飛行とかで多くの燃料をムダに使い、地球温暖化の原因を引き起こし、飛行場周辺住民に無用の騒音をまき散らす。

多少金と時間に余裕がある人の余暇では済まされない。自分達がいかに周りの人に無用の迷惑をかけているかを認識すべきである。

調布墜落の飛行機はいわくつきの機体

 

今回墜落した飛行機は、過去に北海道で着陸ミスをし、滑走路わきの草地に機首から墜落する大事故を起こしている。このときプロペラを少し破損したことがあるらしい。今回の事故の原因にプロペラがあるとすると、きちんと整備点検されていたのかも問題になる。
さらにその後、埼玉で自衛隊機とニアミス事故を起こしている。自衛隊機の方は気がついていたが、この飛行機の操縦側は自衛隊機に気づいておらず、少し送れれば、接触事故につながる寸前だった。

こんないわくつきの飛行機を何年もの間、自衛隊機の接近にも気づかないド素人どもで使いまわしていたのだ。

許すな! 廃止しろ! 慣熟飛行というなの遊覧飛行

燃料を大島までの往復の2.5倍も積んでおきながら、何が慣熟飛行だ! 機長の親族の話からも、遊覧飛行目的は明白だ!
ルール破りも甚だしい。
そもそも、こんな東京の住宅密集地のど真ん中で、遊び半分の遊覧飛行を許している調布飛行場の管理能力に問題がある。
もし、燃料を通常の2.5倍積んでいなかったら、助かった命もあったかもしれない。

今回のパイロットは、パイロットを指導する仕事をしていて、総飛行時間も600~700時間ということで、超ベテランまではいかないが、飛行経験からすれば中堅クラスであり、十分であったという報道がある。しかし、私から言わせてもらえば、このパイロットはド素人中のド素人だ!

だいたい、調布飛行場には、遊覧目的でありながら、慣熟飛行というウソの申請。この時点で飛行資格なしだ! 
さらに、スピードが出ていなかったという飛行場や近隣住民の話しもある。しかも近隣の住民の声を聞くと、プロペラ音が通常よりも低かったという。
どうしても遊びに行きたいという衝動がそうさせてしまったのだろうか?
少なくとも中堅クラスのパイロットだったら、滑走路を走っているときに
「このスピードじゃ危険だ!」 
「なんかプロペラ音もおかしいぞ!」
と気づくはずだ。そして住宅街の中での飛行場であること、緊急を要していない遊びの飛行であることなどを考慮しても、離陸取り止めという英断ができたはずだ。

その英断ができなかったこと自体が、何よりもド素人の証拠だ。きっと遊びに行きたい衝動に勝てなかったのだろう。

慣熟飛行、やりたきゃ離れ小島の滑走路を使え

 

そもそも、小型飛行機を操縦する人は何が目的なんだろうか? どうせ自分達の楽しみだけだろう。
旅客機は客を運ぶという任務があるし、自衛隊等もわかる。でも個人の遊覧飛行を東京都のど真ん中の町中でやるというのはいただけない。

操縦していなければ腕が落ちるという人もいるが、それであれば、離れ小島の滑走路を使えばいい。万一墜落しても、落ちるのは海だ。
要は、旅客や自衛の目的以外、用もないのに飛ぶなと言いたい!

はっきりいって、騒音聞かされる住民は大迷惑だ。目的なく飛んでるとしたら、やってることは暴走族と変わらない。しかも大事故起こすなら、やってることは暴走族以下でたちが悪い。

横田基地オスプレイ配備も他人事ではない

 

調布と同じ東京にある横田基地。ここは東京の住宅密集地の中に、何度も墜落事故を繰り返していて、操縦も難しいとされているオスプレイが、政府のせいで配備されてしまっている。
墜落事故を何件も起こしているオスプレイを、東京の住宅密集地の上空で飛ばして大丈夫なのだろうか?
操縦士の未熟度、操縦の難易度をみても、事故が決して起こらないとは断言できない。

最近の政府を見てみると、国民の安全というものを非常にないがしろにしているような気がするのだが、大丈夫なんだろうか。