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受験英語、100の英文を徹底的にものにする

英語は努力したものがご褒美をもらえる科目

受験の際に、一番ネックとなる科目、それが英語です。
他の科目は、力技で暗記さえしてしまえばすぐにそこそこの点が取れるようになります。

100点は難しいにしても、70点ぐらい取ればいいというのであれば、コンパクトにまとめた参考書などを片っ端から短期決戦!で頭の中に叩き込んでしまえばいいものです。
どんな科目でも、2000~3000項目ものことを覚えて頭に叩き込んでおけばどうにかなるものです。
余裕があって、5000項目も入れておけば怖いものなしかもしれません。


ところが、英語は英単語を5000語覚えたからといって、直接点につながりません。なぜならば、英単語がでてきて、この意味を答えなさいなどという問題は皆無といっていいでしょう。英単語の意味を覚えていただけでは点数にならないのです。

しかも英単語は、見慣れた日本語と違い、全く新しい言葉。同じ5000項目覚えるにしても、見慣れた日本語である他の科目と比べ、英語はそれだけでも労力がいります。

英語(語学)は、一夜漬けやつけ刃の勉強では点数を取ることが難しく、それこそ毎日コツコツと正しい努力したものがご褒美をもらえるという科目といえるでしょう。

魚がいない釣り堀に糸を垂らしてもしょうがない

 

しかし、ただ単に努力すればよいというものではありません。
5000語の英単語を覚えるとしても、試験に出ない単語を覚えたって仕方ありません。大学受験なら大学受験、TOEICならTOEICを受けるために必要な単語がそれぞれあります。

これらの試験に出ない単語を覚えても、ムダとは言いませんが、試験で良い点を取ることが当面の目的とするならば、考える必要があるでしょう。
試験に出ない単語を一生懸命覚えるのは、魚がいない釣り堀で、糸を垂れていても魚が釣れないのと同じことになってしまいます。当面、試験で良い点を取るのが目的ならば、覚える単語を精査する必要があるでしょう。

英文は最低、これだけは頭に入れておけ!

 

よく英作文するにしても、英文を覚えて置くと、はじめから英文を頭の中で考えるより効率的であるといいます。
そして、英文を覚えることによって、自然と英文法も身についていきます。さらには頻出の単語やイディオムにも出会うのでこれらも文の中で生きたかたちで頭に入れることができます。

それじゃ、どのくらい英文を覚えればいいのか?ということになりますが、竹岡広信氏の書かれた、『ドラゴン・イングリッシュ 基礎英文100』という本では、100文と言っています。

  

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

ドラゴン・イングリッシュ基本英文100

 

 

100文では少なすぎるという意見もあるようですが、それじゃ、200文なら十分なのか、1000文ならいいのか?

1000文なんて、単語ならともかく文章を1000文もはなかなか覚えられるものではありません。俳優や女優じゃないんだし、しかも日本語じゃなくて英語だし。

良質な英文を、厳選された英文を100文、そのかわりこの100文はしっかりと覚えて自分のものにするということが大切です。