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天津の大事故、見直される安全性

安全性に対する日本と中国の違い

 

中国の北京にも近い港町、工業地帯に位置する天津で大きな爆発が起きました。
多くの死者、負傷者がでている模様ですが、ここには爆発につながる化学物質が大量に残っているところです。

テレビの映像で見る限り、すごい爆発力で、2km離れたマンションの窓が全て割れてしまっているほどの威力です。
中国当局は、この爆発についてTNT火薬に換算すると1回目の爆発で3トン、そしてその30秒後に起きた大爆発で21トン相当の威力があったとしています。

中国ではよく爆発事故が起きています。日本をはじめ先進国では考えられないような爆発事故が多発しているのが中国の現状です。

ここで問題となるのが安全性の問題です。

中国や韓国はここ数年、急速に発展してきましたが、儲け第一主義で安全性が後回しにされてきたきらいがあります。
安全性に対するマニュアルはあるのでしょうが、国民性なのか、そのマニュアルがきちんと守られていなかったりします。

日本における原子力発電所においての軽度なインシデントなんかでも、手順をきちんと踏んでいなかったというような事例もありますが、日本に比べて安全性に対する意識が低いのかもしれません。

これは、狭い国土に人口が密集している日本、日本人の国民性に対する、大陸のアバウトさ、中国人の国民性に大きく影響を受けている部分があるのかもしれません。それにしても、中国での工場の爆発事故の件数は非常に多くなっています。

日本の場合は、何重にも安全対策が施されていて、訓練も行われていますが、中国でこれだけ立て続けに爆発事故が起こるということは、設計段階でのハード面の問題もあるでしょうが、人の教育というソフト面にも問題があるような気がします。

これだけの大爆発が頻繁に起こっているということは、小さなインシデントはもう日常茶飯事なのかもしれません。

他山の石としたい天津の大爆発

 

 

日本の企業は、安全性という面からは非常に神経を使っています。世界の中でもJapan品質と言われるぐらい品質と安全性にこだわりをもっていて、安全性についてもこれでもか、これでもかと追及しているというイメージがあるのが日本の企業です。

しかし、建築偽装の問題や食品表示偽装など、儲かればいいんだという考えがでてきはじめているような気がします。

日本でも阪神大震災で高速道路がくずれたり、新幹線でも事件がありました。昔のようにもう日本の安全神話と言われる時代は終わっています。

戦後70年、日本の高度経済成長から50年が経ち、いろいろなものでメンテナンスの重要性も指摘される時代になってきました。

常にどんなことが起きるのか、起きる可能性があるのかということを頭に入れて、シュミレーションしたり行動したりすることが大切なのかもしれません。

中国天津の事故は、安全性という問題を見直すことについて、これを他山の石として、しっかりと安全性について再検討してみるというのもよいのかもしれません。

天津といえば? 天津トリビア

 

ちなみに、天津といえば、天津飯に天津甘栗。
ところがどっこい、中国には天津飯というものがない。

あれ? なんで? 天津飯って天津でできたんじゃないの?と思うかもしれませんが、実は天津飯というのは、日本の中華料理の中でできたもので誕生は日本であり、中国に行って「天津飯ください。」といっても???となってしまいます。

天津甘栗というのも日本独特のものですが、こちらは天津市内に小宝糖炒栗子という甘栗の名店があるようです。

 

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