米国で承認された女性用バイアグラ、フリバンセリン
誰でも異性にモテたいと思ったことは、長い人生1度や2度はあるかと思います。
なんと8月18日に、米国FDAは、フリバンセリンというHSDD(hypoactive sexual desire disorder:閉経前女性の性的欲求低下障害)に対して使う薬、つまり女性用バイアグラを承認したというニュースが流れました。
このお薬は、女性の体内のセロトニンという物質の分泌を抑え、快楽ホルモンであるドーパミンの分泌を促すことでHSDDを治療します。
快楽ホルモンが分泌した女性は、気持ちよくなって、気分が高揚してきます。まるで恋をしたときのようにドキドキとし感情も高まり、顔も赤らんできたりします。
よくお酒の中に睡眠薬を入れて女性を眠らせて・・・といった話は聞いたりしますが、こういったニュースがあると、世の中にいる不届き者の男性は、今まで見向きもしてくれなかった高嶺の花である女性に内緒でフリバンセリンを飲ませて、女性の方から自分を惚れさしてしまおう、うっとりとさせてしまおうと思う人がでてくることが懸念されています。
もちろん、日本では承認になっていないので、米国から業者を通して個人輸入という形で入手しようとします。
すごい威力という証言もあるフリバンセリンの実力とは
フリバンセリンを飲んだ女性の中には、「まるで電気のスイッチが入ったようだった」と語っている人がいるように、この薬に対する世間の期待は大きいようです。
ただ、よからぬことを考えている男性には残念な話ですが、このフリバンセリンはそんな魔法のような薬ではありません。
フリバンセリンで不届きな妄想をする男性に悲報
まず忠告しておきたいのが、副作用に吐き気、めまい、失神、眠気といったものがありリスクがあること、そしてもちろん自分が飲むために個人輸入したものを他人に飲ませるなんてことはもってのほかです。
そして、効き目もそんな恋の魔法のようなわかにはいかないのです。フリバンセリンに過度の期待や妄想をしている男性がいるとするならば、今すぐにやめましょう。それは間違っています。
自分に見向きもしてくれない女性に、フリバンセリンを飲ませるだけで、自分に対してメロメロにさせることができると思っているのであればお笑い草です。
なんとなく仲が良くてつきあっても良いかなという人であれば、お酒を飲んで勢いで・・・という話を聞いたことがあるかもしれませんが、フリバンセリンもその程度のものです。
自分に対して全く興味をもってくれていない女性を薬で好きにさせるなんていうことはできません。
好きだけどはずかしい、そういうような時に後押しするようなもので、人の感情までコントロールできるものではありません。
自分を磨き、日頃から女性に好きになってもらう地道な努力と誠意、そして愛情で、女性の愛をGETするようにしましょうw