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記者・カメラマン生放送中に射殺! 米国で問われる銃所持問題と人の愚かさ

生放送で、記者銃殺場面流れる

米国バージニア州で、その事件は起こった。
地元のテレビ局のクルーが屋外で生放送をしていた所、記者とカメラマンが何者かに銃殺されてしまった。視聴者は、生放送でショッピングモールでインタビューをしている最中の銃殺場面を、まさに生で目撃してしまったことになります。子供とかが見ていたらトラウマになってしまうかもしれません。

映像には銃を構えている容疑者とみられる男が映っていたようで、以前このテレビ局の職員をしていた男で、テレビ局に何らかの恨みを持っていたのではないかと報道されています。

この事件で、考えさせられるのが、銃所持の問題です。
銃所持を認めている米国社会に、大きな波紋を呼びそうです。

どんな恨みがあったにしろ、許せない行為ですし、犠牲となった記者とカメラマンに直接個人的な恨みがあったのであればともかく、テレビ局自体に対する恨みであれば、テレビ局の上層部の人間に対して向かうべきで、24歳の女性記者と27歳のカメラマンという、いわば無防備の下っ端の弱い者にその牙が向けられたのは筋違いというほかないであろう。

米国で問われ続けられる銃所持の賛否

 

米国では特に、銃をつかった犯罪が多発しています。時にその標的は、学校であったり教会であったりします。
一方米国は、人種のるつぼと言われるくらい、いろいろな人種が混在して生活しています。国籍も宗教も考え方も全く違う人たちが、隣同士で生活をしています。そしてその人たちは個々に、それぞれの価値観を持っています。

価値観が違う人間の共存は、お互いの価値観を認め合うことから始まりますが、ちょっとしたことからトラブルが起きやすいというのも事実でしょう。

周りが銃を持っているから自分も銃を持つという発想

 

米国では銃社会と言われるほど、銃を持っているのが当たり前になっています。もし日本で銃なんかを持っていれば、その場で銃刀法違反で逮捕ということになってしまいますが、米国では子供の誕生日に銃をプレゼントする親もいるくらいです。

周りが銃を持っていて、いつ狙撃されるかもわからないので、自己防衛のために自分も銃を持つ。俺を狙ったら、タダじゃおかないぞ!というわけです。
良識ある人が銃を持っている分には良いでしょうが、誰でも銃を持てる、子供でも持てるとなると、遊び半分で使ってみたくもなります。

米国の銃所持、その考え方のスケールを大きくしたのが世界軍事?

 

また、周りが銃を持っているから自分も持たなくちゃというのは、スケールを大きくして考えると、国と国同士の睨みあいともよく似ています。

相手国が核を持っているから、こちらも持つ! まるで東西冷戦時代や、インドとパキスタンのような関係です。
お互いに平和であれば、軍事なんかに金をかける必要はありませんが、そうじゃないので、世界各国は、軍事費というムダのお金を大量に使っているのです。

人間とはなんとおろかな動物なのだろうか。