9月1日は、あちこちで電車が遅れるかもしれない!
9月1日は、なんであちこちで電車が遅れるんだろうか!
ええっ? なんで電車が遅れるの?
それじゃ、通勤電車、早めに乗らないと・・・
でも、どうしてなん?
わかった! 防災の日だからでしょ?
防災訓練とかで電車が遅れてしまう!
ブッ ブゥーーー 違います!
それじゃ、最近流行っている、JRのケーブルとか架線をペットボトルで放火している放火犯から、犯行予告があったとか?
いえいえ、これも違います。
それじゃ、なんでやねん!
とツッコミがでたところで種明かしを
実は、この9月1日は、子供の自殺が非常に多い日なのです。
つまり、自殺に列車への飛び込みを選択すると、それだけ人身事故が起きやすくなる日とも言えます。
自殺は、10~54歳において死因のベスト3に入っていて、特に15歳~39歳の死因のトップは自殺になっています。
8月31日、9月1日、9月2日の3日間は、子供の自殺が多い
内閣府から出されている自殺対策白書を見ると、1972~2013年の42年間の18歳以下の自殺者を日付別に整理した結果、一番18歳以下の子供が自殺している日が9月1日。
なんと131人となっていて最も多く、ついで4月11日の99人、4月8日の95人、9月2日の94人、8月31日の92人となっています。
つまり、8月31日、9月1日、9月2日の3日間は、子供の自殺要注意日なのです。
これは春休みや夏休みといった長期休暇明け前後に自殺する子供が多発していることになります。
休みが終わり、学校という現実が目の前に迫ってきて、学校でいじめなどの問題がある子、勉強が嫌いで学校に行くのが嫌になった子、特に注意が必要です。
最近の事例だけみても
8月26日
午前6時半ごろ、新潟市で高校1年生の女子生徒(16)がマンションの前の路上で倒れているのが見つかり、病院で死亡が確認
8月25日
群馬県沼田市のJR上越線・沼田駅近くで、市内の公立中学校に通う男子生徒が電車にはねられて死亡
8月25日
中学1年生の男子生徒が東京・青梅市の多摩川にかかる高さ45メートルの橋から転落し、死亡
参考 :
ニュースになっているだけでもこんな感じです。
その中には、群馬県の鉄道自殺もありました。
子供からのシグナルを感知し、休ませることも大切
NPO全国不登校新聞社 石井志昂編集長は、こう話しています。
「体調不良、朝なかなか起きてこない、宿題ができていないとすごく相談してくる。こういうことが出てきたら赤信号だと思ってもらっていい。お子さんの気持ちを聞いて、親としては休ませる。休ませるのが親の愛情だと思って、勇気を出してほしいと思う」