国民の反対押しきり、憲法捻じ曲げてまで安保法案通すなら、事態が緊急を要していることをきちんと国民に説明せよ
安保法案を通そうとする自民の横暴
今週中に国民の過半数以上が反対し、説明不足だとする人が8割にものぼるなか、今週中にも安保法案を通そうとしている。
つまり、半分以上が反対し、反対していない人の中でもなんだかわかっていないという人がほとんどの状態。
多くの知識人、有識者、学者、ジャーナリスト、ノーベル賞受賞者が反対し、しかも裁判官のグループがついに違憲だとして政府に申し立てをし、デモもだんだんと拡大していっている。
それでも安保法案を通そうとする政府。
国民のためではなく、アメリカ様のために政治をやっている。
「ははぁ~ アメリカ様ーーー!」
馬鹿言っちゃいけない。日本は米国の奴隷じゃない。
もう雨が降ろうが、槍が降ろうが、法案成立だけに命をかけてる。
まるで、自民党員全員が米国に集団催眠をかけられているようだ。
安保法案に反対する奴らは本当に無知なヤツ?
安保法案に大賛成の連中は、安保反対のデモに対して「何も知らない奴らだ!」と非難をする。本当にそうなのだろうか?
まあ、言うまでもないでしょう。
反対している人は、ただの多くの国民ではない。多くの知識人、有識者、学者、ジャーナリスト、ノーベル賞受賞者、有名な裁判官や法学者たちも大反対だ。この人たちのことを馬鹿と言っているようなものだ!
馬鹿で身勝手な政治家とどちらが正しいかなんて、言わずもがなだ。
反対しているのは、政府に飼われているごくごく少数の専門家くらいのものだ。
百歩譲って、安保法案をどうしても成立させなければいけないとすると?
それなら百歩譲って、安保法案を早急に成立させなければいけないんだとすれば、安保法案に賛成している人たちに問うが、立憲主義国家、法治国家で憲法を捻じ曲げて(これは、多くの法律の専門家である法律家の違憲であって素人の意見ではない)、早く成立させなければいけない理由がどこにあるんだろうか?
少なくとも、自民党のおえらいお先生方は、説明をなされてはいないのではないだろうか。
中国が尖閣諸島に上陸? ないない
今、中国は株問題、元の問題、AIIBの問題、天津の大爆発、そして五輪の問題、いろいろな問題が山積してるし、日中韓の首脳で話をしようといっているくらいだ。そんな国がことを起こすわけがない。
ロシアが北方領土に軍隊を送り込む?
クリミア半島問題で欧州と対立している中、それほど険悪な仲になっているわけでもない日本にわざわざチョッカイをだして問題を拡げるような馬鹿なことはしないだろう。
プーチンが北方4島を訪問することはあっても、軍隊がどうこうなんてことはありえない。
隣の国のとっちゃん坊やが日本にミサイル打ち込んでくる?
この前、国境のスピーカー問題で韓国とも和解したことからもわかるように、北朝鮮がそんな突拍子もない行動に出てくるとは思えない。少なくとも金主席は戦火を交えることはしたくないと思っているはずだ。可能性としては軍部の暴発は怖いが。
こんなわけで、日本が直接他国から攻撃されるということは、今の国際情勢考えてもありえないw
中国やロシアみたいなしたたかな国が、そんな馬鹿なことをやるわけがないし、とっちゃん坊やだってそんな馬鹿じゃない。
もし、日本人の生命の危機ということでリスクを考えるならば、地震や火山噴火、豪雨などの自然災害、次に可能性があるのがテロリストによる攻撃。これは米国と仲良くすることでリスクがドーンと跳ね上がる。まるで逆のことをやってる。欧州、英国ですら身勝手な米国と距離を置き始めてるのが実情だ。
そして、その次に可能性があるとしたら、北朝鮮が不安定化して、とっちゃん坊やのコントロールが利かなくなり、軍の末端が勝手に暴走するということぐらいだろう。
ましてや韓国や台湾が日本に攻めてくるなんてことはありえないし。
そんな楽観的なことを言ってるから平和ボケ?
www はいはい、出ましたw
安保法案に大賛成の奴らが、反対している奴らを非難する常套句 『平和ボケ』
いや、ちがう! そんなことを言ってるから平和ボケなんだ!
安保法案に大賛成の人は、こう避難するかもしれない。
今や、戦闘機や戦車や艦船でドンドン パンパン ドンパンパン なんてやってる時代は終わった。戦う相手すら見えない時代になってきている。
そんな時代に集団的自衛権なんか意味を持つのだろうか。
生物兵器、化学兵器、サイバーテロ 国や組織じゃなくても、個人や小さな団体ですら攻撃しようと思えばできてしまうのではないだろうか。
実際に、国の中枢である国会に、ドローン1機が侵入にしたことにすら気づくことができなかったわけだし。
国を守るっていうことで考えたとしても、もっと他に緊急でやらなきゃいけないこと、あるんじゃない?
たとえば、サイバーテロ起こされて、相手がわからない・・・
そんなとき、どんな優秀な戦闘機を持っていたところで、兵隊さんがいくら軍事訓練を積んだところで何の意味もなさない。
それじゃ、これ以外にもっと緊迫性を要している事態って何?
そう! ここがきちんと国民に説明されていないから、8割もの多くの人が
ワタシ、わかんなぁーーーーーい! となっているのだ。
もしその緊迫した事態があるならば、憲法を捻じ曲げて、大多数の国民の反対を押し切ってまで通すのであれば、最低限、それを説明するのが政治家の義務ではないだろうか?
それが説明できないのでれば、緊急性がないわけで、多くの憲法学者や裁判官がおっしゃられるように、しっかりと国民の意見を聞き、憲法を改正するべきである。
こういうと、最後に、「いやいや、軍事のことは国家機密だから、政府も国民に言えないんだよ」と苦し紛れの反論をするかもしれない。
であるとするならば、国民にそんな危機が迫ろうとしているのに、何も情報を流さないことこそ、無責任そのものじゃないのだろうか?
それに、安保法案に大賛成の人たちにだって知らされてないのだから、何をもって、緊急性があるから大賛成なんだと言っているんだろうか?
政府が説明もしてないことを知っているのだろうか?
まあ、ミサイルが武器ではなく消耗品だなんていってる政府だからw
金首相が聞いたら喜んじまう。
ミサイルは消耗品で武器じゃない! 核ミサイルも武器じゃなく消耗品ということになる。
これじゃ、まだミサイルを人工衛星だといってる北朝鮮のほうがまだマシに思えてくる。