村上春樹さんがノーベル賞受賞逃しで胸をなでおろす人とは?
毎年の恒例行事?
村上春樹さんが、2015年もまたノーベル文学賞の受賞を逃しました。
いいかげん、周りももうノーベル賞受賞者候補にあげるの、止めてあげてぇ~!
と言いたくなるくらい、毎年ノーベル賞受賞者に最も近い人と言われながら、毎年のように受賞を逃している村上春樹さん。
なぜ、毎年ノーベル賞最有力にあがりながら、受賞できないのだろうか
村上春樹さんというと、あまり小説を知らない人でも書店で「風の歌を聴け」、「ノルウェイの森」、「海辺のカフカ」、「1Q84」などの本が並んでいたのを記憶している方も多いかと思います。
そのくらい日本をお代表する小説家ですが、なぜノーベル文学賞の候補に何度もあがりながら、その都度受賞を逃してしまってきているのでしょうか。
最近では、『1Q84』の累計部数が350万部を超えるなどしていて、セールス面でも大ベストセラー作家として有名になっています。
2013年4月に出された3年ぶりの書き下ろし長編小説『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』は、ベストセラーになり、村上春樹ファンならずとも、その長い題名を覚えている人もいるでしょう。
ところが面白いことに、村上春樹さんの作品は、人によって好き嫌いがはっきり分かれる傾向にあるらしいのです。
朝日新聞が村上春樹さんの作品を読んだことがある人を対象に行ったアンケートによると、村上春樹さんの作品はどうも好きになれない・嫌いという人が49%とおおよそ半分いることがわかりました。
文学としては上質であるということを認め、さらに引き込まれるような作品というのも理解しつつも、ダメなんだというように、エッセイとか本人が話しているような内容は好きになれないという意見もあります。
う~ん、理解できない人には理解できないのでしょう。 文学が苦手な私は、読んだことすらないので何ともいえませんが。。。
なんとなんと、しまいには、下記の動画では、1:25あたりから、「村上春樹がつまらない」なんてことが曲になっちゃったりしています。
まあ、よくもまあ、こんな曲を作ったものです。
文学賞候補にあがる → 本命 → 落選する。。。
一般の人の中には、毎年の恒例行事とか、風物詩とかいって揶揄する人たちもいる。
杉並のカフェ「6次元」に集まって、読書しなが受賞を待つハルキストたちの夢は今年もかなわず、ベラルーシのスベトラーナ・アレクシェービッチさんが受賞した。
2006年度のノーベル文学賞の有力候補として話題になってから、毎年のように、今年こそは、今年こそはと受賞を待ち望む声も聞かれている。いつもイギリスのブックメーカーの予想でもノーベル文学賞の受賞予想の上位に顔を出しています。
専門家によると、村上春樹さんがノーベル文学賞をなかなかとれないのは、年齢的にまだ若く、まだまだ作品を発表できる可能性が高く、確かに世界的なベストセラー作家ではあるのですが、文学性や芸術性が高いツウ好みの作家とは見られていないという評価があるからだと言われています。
村上春樹さんがノーベル文学賞を受賞して胸をなでおろしている人物とは
ところで、村上春樹さんといえば、安倍首相が快く思っていない人の一人であろう。
村上春樹さんといえば、脱原発や尖閣問題をめぐる日中関係にも警鐘を鳴らしている。
戦争に関しては、「中国人も韓国人も怒っているが、日本人には自分たちが加害者でもあったという発想が基本的に希薄だし、その傾向はますます強くなっているように思う」という発言をしています。
もっとも、ノーベル賞を受賞するためのパフォーマンスだと歪曲して考える人もいるようですが、それはともかく、今回、村上春樹さんがノーベル賞を逃して、一番胸をなでおろしているので、安倍首相かもしれない。
ノーベル賞受賞者として、これらの問題をマスコミにでも主張されたら、確かに安倍首相にとっては、うるさい存在になるでしょう。