ゲームでは若者に勝てず、将棋でもコンピュータに敗れるオジサン
オジサンには、今のゲームはついていけなくて。。。
今では、PCやスマホのゲームがいろいろと出てきて、モンハンやスプレトゥーンに代表されるような人気ゲームが登場してきています。
バトルゲームや、ロールプレイングゲーム、シューティングゲームといった、反射神経とテクニックを要したり、空間認識力を要したりするようなものが増えてきています。
とにかく、スピードを要求されるゲームは、反射神経が衰え、目がしょぼしょぼし、手先がおぼつかないオジサンには、つらいものがあります。
スーパーマリオで、オープニング曲の ♪タラッタタラララ~ンが終わる前に GAME OVER なんていう冗談がでるくらいだ。
とにかく下手をすると、30秒も持たずに GAME OVER 。
オジサンは怒ってるんだぞ! これじゃ面白くないと!! www
若い人が、うまくやっているのをみると、どうも信じられない。。。 となってしまう。
レトロなゲームに逃げるオジサン
そんな中で、とろいオジサンたちにもできるのが、レトロな時代からのゲーム。
昔のレトロな時代からあったものと言えば、トランプ・花札・麻雀・将棋・チェス・囲碁などがあるでしょう。
トランプや麻雀は多少技術やテクニックも必要ですが、技3・運7と言われるように、どちらかといえば運が影響する部分が結構あります。特に麻雀で半チャン程度しかやらないと、なおさら実力よりも運という要素が強くなってくるでしょう。
囲碁は大変面白いのですが、なんといっても時間がかかるし、初心者にはちょっととっつきにくい部分もあります。チェスは取った駒を使えないという点で、クイーンを取られてしまったら戦意喪失なんてことにもなりかねません。
その点、将棋は取った駒を使えるという点で、しかも敵陣にはいると成ることができるという点で少し複雑な要素もあります。
将棋では、若者ではなくコンピュータに敗れたオジサン?
だからこそ、ひと昔前までは、チェスはコンピュータにやられても、将棋は人間にはかなわないと言われていました。
そんな中、コンピューターの技術者らで作る情報処理学会は平成22年、将棋のトップ棋士に勝つことを目的にプロジェクトを立ち上げ、日本将棋連盟に「挑戦状」を突きつけました。
プロ棋士とコンピューターソフトが対戦する「電王戦」でも、これまでコンピューターが通算10勝5敗と互角以上の成績となっていていましたが、情報処理学会は、将棋のトップ棋士に勝つことを目的に、コンピューター将棋の開発に取り組んできた学会のプロジェクトが「目的を達した」として、終了宣言を出しました。
日本将棋連盟は「ここ10年ほどのコンピューターソフトの進化には目をみはるばかりで、研究者や開発者の情熱と能力に敬意を表します。現在はプロ棋士もコンピューターソフトを研究ツールとして活用しており、これからも技術向上の手助けをしてくれるパートナーとしてよい関係性を持続していきたい」とコメントしています。
う~ん、いずれコンピュータにはかなわなくなってしまうのでしょうが、コンピュータに定石やらを入力しているのも人間、その定石を研究してきたのも人間。それはコンピュータは、多くのプロ棋士たちの研究の成果を、すべて記憶してしまうのだから、それに一人の人間が勝つのは難しくなってしまう。
コンピュータは疲れもしれないし。。。
コンピュータを作り上げてきた人間が、コンピュータに敗北。。。
なんか複雑な気がします。