人前であがらないための7つのテクニックを紹介した新刊
最近では、「コミュ障」などと言われるように、コミュニケーション障害と言われる人たちが増えてきています。
今回ご紹介したい新刊はこんな人にお奨めの本です
▶嫌なのに人前で話さなければならない人
▶スピーチは苦手ですぐにあがってしまう
▶あがり症ですぐ緊張してうまくしゃべれない
▶練習のときはスラスラ言えるのに、いざスピーチのとき頭が真っ白になってしまう
▶もっとプレゼンや商談を楽にうまくやりたい
本番に強い人は、ヤバいときほど力を抜く 人前で話すのが劇的にラクになる7つの技法
- 作者: 森下裕道
- 出版社/メーカー: 清流出版
- 発売日: 2015/11/13
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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信じられない異常なコミュニケーション
小さいときから、友達と遊ぶというよりも、スマホと睨めっこしながらゲームをするといった生活をしているというのも大きな原因になっているのでしょう。
人と人とのつながりにおいても、会話する際に目と目を合わせないなんていう人はまだ良いほうで、すぐそばにいるのにLINEやチャットなどで会話をしているなんて、落語のネタになりそうなケースもあるようです。
会社でも、ビジネスライクなことをいちいち話すのは面倒くさいからと、あまり話しにくいような内容のこと等は、ちょっと声をかければいい隣や近くの席の人にも、メールを送って、「メールは送っておいたからね」というスタンスの人も結構いるようです。
もちろん、今あげたのは異常な例でありますが、本当に仕事でのメールならばいざ知らず、ひどい人になると目の前にいる人への謝罪にメールを送ったりしています。これではうまくいく仕事もうまくいきません。
できれば人と話したくないな~ はコミュ障?
できれば人と話したくないな~
こう思ってしまうのは、やっぱり自分ってコミュ障なのかな・・・
なんて悩んでしまう人もいますが、だいたいほとんどの人は、よほどのお話し好きや目立ちたがり屋でなければ、それほど人前に出て話すのはできれば避けたい人がほとんどでしょう。
別に自分はコミュ障なのかなって悩むことはないのです。むしろそう思い込むほうが、なおさら自己暗示をかけていってしまうことになりかねません。
人と話したくなくても、話さなければならない時もある
まあ、ただでさえ人とのコミュニケーションが苦手だから、「できればなるべく人と話したくない」という気持ちはわかりますが、それでも社内のプレゼン、商談、冠婚葬祭のスピーチ、幹事を任されたときの挨拶、会議での自己紹介など、嫌でも話さなければならないケースがあります。子供でもないかぎり、嫌だからと毎回逃げているわけにもいきません。
そんなとき、普段でも人とあまり話していないのに、すらすらと話しができないと、ストレスを溜めてしまったり、イライラして物に当たったりという人もいますし、人前に出ただけで顔が真っ赤になるあがり症の人もいます。
真面目な人ほど、ガッチガチに緊張し、緊張すればするほど、頭が真っ白になり、さらに何も言えなくなってしまう。一生懸命しゃべろうとすれば、するほどどもってしまうという場合もあるでしょう。
そんなとき、とにかくムダな力みをとって、体をゆるめることを推奨しているのが、自身も極度のあがり症だという森下裕道氏が書いた『本番に強い人は、ヤバいときほど力を抜く 人前で話すのが劇的にラクになる7つの技法』という本です。
この本では、人前で話すのが劇的にラクになる7つの技法が紹介されています。
*ムダな力みを取って、体をゆるめる。
*視点を変え、「見ている側」になる。
*発する言葉を意識的に変える。
*ヤバいときこそ、一歩前に出る。
*心の凝り固まりを取って、心をゆるめる。
*自分のセルフイメージを“今、この瞬間”から変える。
*相手に心を向ける。
とにかく、力を抜くための体操や考え方などが満載されています。
野球にしても、一流のバッターはチャンスの時こそ、あがるのではなく、楽しんでいるような感じです。
もちろん、全く緊張しないのではないでしょうが、うまく力を抜いて集中しています。
ガチガチに緊張し力が入っていれば、バットもスムーズに出てきません。いかに力を抜いて結果を出せるかであり、その結果がでてくれば、チャンスが嫌だという考えから、よしチャンスだ!やってやろうというモードに切り替えることができます。
この本では、体や心をゆるめて、一瞬であがりを解消し、人前で話すのが楽しみになるテクニックが紹介されています。
人前で話さなければいけないが、どうも気が重いという人にお奨めの新刊です。