健康・美容・賢脳

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体脂肪を落とすのに有用なスクワット

私たち人間の体は約60%が水になっていますが、その他主にタンパク質が約15%、ミネラルが約5%、脂肪が約20%という割合で構成されています。体の20%を占める脂肪ですが、メタボリックシンドロームが連想され、なにかと悪役にされがちですが、生きていくための重要な役割も担っています。

体脂肪は悪者なのか

 

体脂肪には、皮膚と筋肉の間に蓄えられる皮下脂肪と筋肉の内側の腹腔内につく内臓脂肪があります。


皮下脂肪は、過剰になるとスタイルが崩れる原因になり美容上問題となりますが、体温を維持するための断熱材としての働きや、体を衝撃から守るクッション的役割を果たしています。


内臓脂肪は、多くなるとお腹がぽっこり出てくるもので、この体型は男性に多くみられます。この内臓脂肪こそ、過剰にたまるとメタボリックシンドロームで問題とされる肥満となり、高血圧や脂質異常症、糖尿病などの生活習慣病を引き起こす原因になってしまいます。

自律神経と脂肪の関係

 

脂肪の蓄積と自律神経は深い関係にあります。
私たちの体に蓄えられた脂肪は、常に分解と合成を繰り返しています。脂肪の合成が分解を上回ると体脂肪の量は増えていき、逆に分解が合成を上回ると体脂肪が減っていきます。


自律神経のうち交感神経が優位な時は、活動エネルギーが必要となり、脂肪細胞からの分解が活発になっていきます。しかし分解されただけでは脂肪は減っていきません。それは分解されても実際に使われなければ、再び脂肪細胞に戻って蓄えられてしまうからです。つまり分解された脂肪は、運動をして筋肉を動かし、しっかり燃焼させることが大切になってきます。

脂肪を燃焼させるために

 

生活の中で、余分な体脂肪を溜め込まないようにするためには適度な運動が必要で、運動・活動量がエネルギー摂取量を下回らないようにする習慣が大切です。


ディスクワーク等が多く、普段から体を動かすことが少ない人は、意識して体を定期的に動かす意識が大切になってきます。そのためには、有酸素運動と筋力トレーニングの両方が必要になってきます。


有酸素運動は、体について余分な脂肪を燃やしてエネルギー消費量を増やすのに有効で、筋力トレーニングは、基礎代謝を増やすことにより太りにくい体を作っていくと同時に、脂肪燃焼を促進するホルモンの分泌を促します。

筋力トレーニングに有効なスクワット

 

基礎代謝を上げるのに特に有効なのが、スクワットによる筋力トレーニングです。人間の体で大腿筋が一番大きな筋肉であり、この筋肉をしっかりとトレーニングしてあげることにより、基礎代謝が上っていきます。他の部分に比べて筋肉の大きさが大きいので、スクワットを行うことで効率的に基礎代謝を上げていくことができます。

 

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