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ゲゲゲの鬼太郎からのう幸福論、「怠け者になりなさい」

 

 

今のほとんどの日本人を表している、笑えない替え歌

 

♪ 下、下、下下下の下~  財布は空腹 グーグーグー 
 ♪  金無いよ 金無いよ 日本人の財布には~
♪ 千円札さえ ない
 ♪ 下、下、下下下の下~  みんなで歌おう 下下下の下

漫画家の水木しげるさんが、お亡くなりました。ご冥福をお祈りいたします。

ところでその水木しげるさんの代表作でもあるゲゲゲの鬼太郎の主題歌が、本当に ♪下 下 下下下の下~ と聞こえてくるぐらい多くの日本人は生活に苦しんでいる。

替え歌が冗談じゃないくらいの状況で、消費税を10%に引き上げられないんじゃないかとさえ言われています。

安倍さんが好きなのか、自民党が好きなのか、入れ知恵してる電通のような広告代理店のやつらの趣味なのか、一億総活躍なんてバカなキャッチフレーズが踊っている。

馬鹿いっちゃいけない。私には、「生まれたばかりの赤ん坊から、寝たきりの高齢者まで、ずっと働き活躍させろ、ムチ打って国のために働かせろ!」としか聞こえない。

生まれたばかりの赤ん坊はともかくとして、寝たきりの高齢者にまで総活躍なんて求めるのは酷なはなして、ゆっくりとご隠居してもらったほうが、本人にとっても良いような気がするのだが。

やたらに「一億総***」なんて言葉を使っているが、そんな言葉は、ジャンボ宝くじぐらいにしてもらいたいものだ。

集団主義全体主義、戦後日本にファシズムが台頭し、全体主義集団主義のもと戦争に突っ走っていった過去の歴史と、今の日本がなんとなく似ていて、怖さを感じる。

まあ、政治家さんの話はおいておいて、「一億総***」というと、ひと昔前までは、一億総中流階級という感じであったが、格差が広がり、今や政治もそうであるが、国民も一強他弱といった感じになっている。

原油安、野菜が安くなってきていることから、まだ消費者は救われているが、それがなければ、ごく一部の輸出企業の経営者と投資家だけが美味しい思いをしているだけのような気がする。

必ずしも、一生懸命働いている人が裕福になっていない時代である。

経済回復を東京五輪に期待してもうまくいかない

 

東京五輪を機に、日本を観光立国にして、お金を儲けようなんていう考えで東京に五輪招致をしたは良いが、拡張性も考えて作られていた国立競技場を壊したり、エンブレム問題でもめたり、あげくの果てには、国や都が負担してなんていう話しもあるが、はっきりいって迷惑だ。

スポーツに興味ない人間は、なんで自分が興味ないものに自分が稼いだ金が使われるんだとなるわけである。
日本を観光立国なんてしたって、ごく一部の観光業者と、爆買をしてもらえる一部の免税店が非常に儲かるだけで、マナーが悪い観光客で、街が汚れ、騒音問題が起き、テロリストを入国しやすくし、遊びできている外国人のせいで、本当にビジネスで一生懸命働いているビジネスマンがホテルに泊まれなくなる。本末転倒だ。

五輪による景気回復を目論んでいるとしたら、それは大誤算になるだろう。
ごく一部、儲かるおいしい奴はいるかもしれないが。。。

なんか不公平ではないか?

 

しかし、水木しげるさんは言うのである。
「成功や栄誉や勝ち負けを目的に、ことを行ってはいけない」

特に、今の日本の政治家には耳が痛すぎる話しだろう。

そしてもう1つ
「才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ」

まったくもって、子供には言いたくないような言葉であるが、実際の世の中のことを水木さんはよくみておられたのであろう。

水木さん曰く、「怠け者になりなさい」

 

水木サンの幸福論 (角川文庫)

水木サンの幸福論 (角川文庫)

 

 成功したい! お金を稼ぎたい! 誰もが思うことではあると思うが、そう思えばおもうほど、それで努力が報われなかった時に人は腐っていく動物である。

そして水木しげるさんは、であるからして「怠け者になりなさい」と言っている・
文字通り読むと、とんでもない言葉であるが、戦争を経験し、戦後の苦しい時代を生き抜いてきた水木さんだからこそ、そして漫画家という職業を通して、つねに世の中を客観的に見てきた水木さんの言葉だからこそ、「怠け者になりなさい」という言葉は、奥深く聞こえてくるものです。