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4つの野菜スープで健康と美容を手に入れる

健康も美容も手に入る「特別なスープ」

特別なスープというと、お笑い芸人のクマムシさんの ♪特別なスープをあなたにあげる、あったかいんだからぁ~というネタを思い出す人もいるかもしれません。


まさに、この歌にぴったりの、健康と美容に良い特別なスープ、それは、麻布医院院長で免疫営業学の立場からいろいろとレシピを研究してきた高橋弘医師が提唱している『ハーバード式野菜スープ』です。

 

なぜ「ハーバード」なのかというと、高橋医師は名門ハーバード大学医学部元准教授だったからです。
う~ん、何も日本人向けのレシピなんだし、「ハーバード」というブランドを使わなくても良いような気がするのですが・・・

ハーバード式野菜スープは、どうやって作るのかというと、必要な野菜は4つになります。
キャベツ、タマネギ、ニンジン、カボチャ

いったい、特別なスープって言うからには、どんなメリットがあるんや!


実は、4つの野菜からつくった特別なスープには、抗酸化作用・免疫を調製する作用・免疫を活性化させる働きがある成分がたっぷりと含まれています。
体の免疫機能に働く成分が濃縮された形で入っていて、臨床の場でも癌・糖尿病・高血圧・肝炎などの患者の食事にも使われています。

ただ、スープだからって、この4つの野菜をただ普通に切って鍋にいれて煮込めばいいというのでは能がありません。
ちょっとしたテクニックで、ワンランク上のスープづくりをめざしちゃいましょう。

簡単なつくりかたは、クックパッドに詳しく書いてあります。

<参考> クックパッド (ハーバード式スープデトックス )

cookpad.com

 

クックパッドの作り方をそのまままとめても、芸がない!と言われてしまうので、ワンランク上のスープづくりのコツを書いてみます。

ハーバード式野菜スープを作るときのテクニックと飲む時の注意

 高橋医師が提唱するハーバード式野菜スープは、キャベツ・タマネギ・ニンジン・カボチャの4種類の野菜から作ります。


しかし、これらの野菜をただ鍋に入れて作ればいいというものではありません。

スープを作るときにはちょっとしたコツがり、1つはニンジンもカボチャも皮はむかないということです。
理由は、皮ごとカットして煮込んだほうが健康や美容に良いとされるフィトケミカルという成分が多く摂れるからです。

もう1つは、20~30分しっかりと煮込むことです。
なぜならば、フィトケミカルは野菜の細胞の細胞壁の中にあるので、そのままだと体に吸収されにくくなっています。
野菜ジュースにすればいいんじゃないのと思われますが、煮込むことで成分がしっかりと溶け出て吸収されやすくなります。


実際に抽出法や条件によって異なってはきますが、野菜スープは野菜ジュースの10~100倍もの抗酸化作用があるという報告もあります。
よく噛んでも野菜の細胞の細胞壁は潰しきれません。

煮込んでスープに溶けださせたほうが効率的に摂取することができるのです。
20~30分煮込むことで、細胞壁が壊れ、成分がスープの中に溶けだしてくるからです。

ハーバード式野菜スープの通な飲み方

 

スープは食事の最初に飲むようにすると、血糖値が上りにくくなるのでお奨めです。
また、スープの具はもちろん、スープの方にフィトケミカルの8~9割が溶けだしているので、スープは残さずに全部飲むようにします。

ハーバード式野菜スープの成分を細かく分析
ハーバード式野菜スープに使われているキャベツ・タマネギ・ニンジン・カボチャの4つの野菜には、それぞれ有用なフィトケミカル成分が含まれています。
フィトケミカルは、1つの特定の成分をさすのではなく、植物が作り出しその中に含まれている天然の植物性機能成分のことをいい、有名なところでは、赤ワインのポリフェノールや、トマトのリコピン、大豆のイソフラボン、お茶のカテキン、ブルーベリーのアントシアニンなどもフィトケミカル成分ということになります。
キャベツには免疫を活性化させる働きがあるイソチオシアネート、タマネギには炎症を抑える働きがあるシステインスルホキシド、ニンジンとカボチャには抗酸化作用に優れたβカロチンが豊富に含まれています。