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『ONE PIECE』作者絶賛のコミック、『四月は君の嘘』の世界とは

ONE PIECEと言えば、海外でも人気で、日本でも多くのファンをもつ漫画です。
その作者は、尾田栄一郎さんですが、12月29日に放送されたフジテレビ系列のバラエティ番組『一流が嫉妬したスゴい人』でアンケートで「嫉妬した漫画」について答えています。

大人気の尾田栄一郎さんが「嫉妬した漫画」として絶賛したその漫画とは意外な作品でした。

それが略称『君嘘(きみうそ)』と呼ばれている『四月は君の嘘』。

 

 

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2011年5月号から2015年3月号まで講談社の『月刊少年マガジン』に連載されていて、2013年には講談社漫画賞少年部門で受賞をしている作品です。

あらすじは、中学生の少年ピアニストと少女ヴァイオリニストがお互いの才能に共鳴し、互いに成長していく姿を描いた作品。夢を目指す中学生、繰り広げられる淡く切ない恋、読んでいくうちにどんどんと世界に引き込まれていく作品です。

かつて国内外の数々のピアノコンクールで優勝し「神童」と呼ばれた有馬公生は、指導者であった母の死をきっかけにピアノを弾けなくなってしまう。3年後、14歳になった公生は幼なじみの澤部椿を通じ、同い年のヴァイオリニスト・宮園かをりと知り合う。ヴァイオリンコンクールでのかをりの個性的な演奏を聞き、母の死以来、モノトーンに見えていた公生の世界がカラフルに色付き始める。
<出典:四月は君の嘘 - Wikipedia>

『四月は君の嘘』の魅力とは

 

『四月は君の嘘』の作品は、主人公をはじめ、その友人やライバル、心にいろいろと不安を感じながら、様々な問題を抱え苦しみ悩みながらも、相手を思いやり、お互いに刺激を受けながら、必死に前を向こうとする等身大の中学生・高校生の姿、ついつい応援したくなってしまいます。

そして彼らを遠くから優しく見守っている大人達がおりなす世界は、現代人が忘れてしまいがちな、他人への思いやり、一途さ、一生懸命さを思い出させてくれる内容になっていて、せつないながらも、あたたかさに包まれた作品になっています。

人気漫画家も嫉妬した表現力

 

ストーリーの魅力もさることながら、尾田栄一郎さんは、「雰囲気のある1カット…次のコマに目をやるのがもったいないくらいイイ」と絶賛しています。「聞こえる音楽、漫画の苦手ジャンル“音楽”の表現がまあ見事」とヴァイオリンの音色を絵で表現した1カットを紹介しています。

『四月は君の嘘』は講談社の『月刊少年マガジン』に連載されていましたが、一方、『ONE PIECE』は集英社の『週刊少年ジャンプ』に連載中です。出版社の壁を越えて、人気漫画家に評価してもらった『四月は君の嘘』は、やはり名作と言えるのでしょう。

『四月は君の嘘』に出てくる名言

 

▷「好き」と「嫌いじゃない」の間には幾万光年の距離があるのよ。


「当たって砕けろよ!!男でしょ!!」
   「本当に砕けちゃったらどうするんですか・・・・」
 「カケラ拾い集めてまたぶつけりゃいいのよ。チリになるまで何度も何度も」

 

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