健康・美容・賢脳

健康・美容・賢脳に関連したポータルとして、知識や情報、トピックスを提供していきます。

正月らしさが年々なくなってきている

今年は、お正月といってもお正月らしさを全然感じません。

正月らしさがない正月

昔は、お正月というと、着物を着た綺麗なお姉さんが街を歩き、グランドや運動場に目をやると、子供達が元気よく凧揚げをしていたりしました。
あちこちの家では門松が建てられたり、正月飾りが飾ってあり、車を運転していても、正月飾りをした車が結構走っていました。

ところが近年の正月は、着物を着ているお姉さんもあまり街で見かけなくなり、元気に凧揚げをしている子供たちもあまりみなくなりました。
特に東京では、門松やら正月飾りもあまり見なくなりました。

昨年の暮れ、スーパーなどで正月飾りが売られていたので、飾ったりしている人もいるのでしょうが、街を歩いていても昔ほどは目立たなくなりました。

昔は、お餅といったらお正月しか食べれなかったもので、お正月といえばお餅を食べるのが楽しみだったりしましたが、今ではいつでも食べることができるというのも、季節感がなくなってきている一因なのでしょう。

 

特に曜日のめぐりが悪かった2016年の正月

特に今年は曜日のめぐりが悪く、元旦が金曜日、そして正月三が日と土日がぴったりかさなり、1月4日の月曜日から初仕事でご出勤というサラリーマンも結構いるのではないでしょうか。
年末も29日まで会社に行っていたとなると、休みは30・31・1・2・3日の5日間です。暮れの2日は、大掃除やらの家の仕事で手一杯。

やっと年越しそばを食べることになんとか掃除も終わり一段落と思いきや、すぐに除夜の鐘が鳴り出す時間になってしまいます。
実質、ゆっくりできるのは正月三が日だけとなると、一年のうちに何回かある三連休と変わらないといった感じになってしまいます。

昨日が元旦だったのに、もう明後日から仕事だ!ということで、田舎がある人もとんぼ返りの帰省になり、ゆっとりと海外旅行というのもしにくくなっています。
まあ、強いていえば、いつもよりはのどかな三連休みたいな感覚の人も多いかと思います。

実際に、親戚周りとかをして、明日はゆっくり家でくつろいで、えっ! もう会社? という感覚でしょうか。

 

凧上げする子供が減ったのは、少子化+ゲーム?

凧上げをしている子供をあまり見なくなったのは、少子化のせいもあるのでしょうが、最近ではテレビゲームやスマホアプリが普及し、家にいて面白いゲームができるようになったからでしょう。

子供達も、わざわざ寒いのに外にでて、ただ凧を上げるだけなんてつまらない、暖かい家で、テレビみながらゲームしていたほうがずっといいというふうになっているのでしょう。

 

なんだか、日本の良き風物詩がなくなっていくような気がして寂しく感じてしまいます。