2016年のビューティトレンドは、基礎美力?
プチプラコスメとインナービューティの2015年
昨年2015年は、メリハリをつけて美容に投資という流れが見えた1年でした。これは、お化粧や美容についても他のものと同様にコストパフォーマンスを意識する人が増えてきているからなのでしょう。
昨年のキーワードの一つに、プチプラコスメがありました。
プチプラコスメとは、プチ・プライスのコスメの略称です。小さいな値段ということなので、プチプラコスメは、安い価格の化粧グッズ・道具ということになります。
2015年は、こうしたプチプラコスメを上手に使いながらも、一方で、効果が高いと言われるアイテムにはしっかりとコストをかけるという、メリハリをつけた美容をする傾向にありました。
また、SNSの普及で、美のベースであるメイクによる外からの美容ではなく、食事や運動にも気をつけて、体の中から肌をきれいにしていこうというインナービューティへの意識も高まっていきました。
2016年の注目は、基礎美容
2016年の美容業界では、『基礎美容』のUPに注目が集まりそうです。
つまり、メイクのベースとなる肌やボディなどの基礎をブラシュアップする美容に注目が集まりそうです。
いくら上手なメイクを使用と思っても、その基礎となる肌が荒れていたりすると、化粧のりが悪くなってしまいます。
また、自分本来の肌、すっぴんでの肌をいつまでも若々しくきれいに保ちたいという願望は誰しもが持っているものだと思います。
その中でキーワードともなるべきなのが、スマートケアです。
スマートとは、賢いという意味ですので、賢い美容ケアというべきでしょうか。
2016年は、忙しい日常生活の中で、時間をかけないでしっかりと効果が得られる美容ケアを、賢くチョイスしていくという傾向が強くなってくると予想されています。簡単だけど、十分に手をかけたような仕上がりを求める傾向が強くなってきそうです。
また、メイクで表面的なキレイをつくるだけでなく、その土台となる肌や体をきちんとメンテナンスしていくという底上げ美容という考え方も、2015年のインナービューティからの流れで続いていきそうです。
特に健康志向が強まっていく中、メイクやベースのスキンケアはもちろんですが、食事や免疫力の強化、新しい運動習慣をつけるなど、健康面にも注意をはらい、健康な体に美が宿るという感じで、幅広い側面から「自分自身の美しさ」を引き出していくことが注目されていくことになると予想されています。